氷ノ山 流れ尾~ネジレ谷 バックカントリー 

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投稿者
鈴木 宏之
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日程
2012年02月28日 (火)~2012年02月28日 (火)
メンバー
イオンタウン姫路店 鈴木 喜多 友人(隊長)(社長)
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
氷ノ山国際スキー場駐車場発7:38→スキー場トップ9:18→氷ノ山山頂着12:20
~発13:05→スキー場トップ
コース状況
アイスバーンの上に新雪が30cm積もっており、非常に歩きにくい状況
頂上付近でもトラバースには、細心の注意が必要だと思います。
谷筋は雪の結着がよく、今回は雪崩の心配は無かったが、今後気温が上昇
すると、雪崩が怖くなります。
アイゼン◎ ピッケル△ スキーアイゼン◎ ビーコン◎ 
スコップ◎ プローブ◎ GPS◎
難易度
Google Map

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感想コメント

今シーズン初めて山頂に立つことが出来ました。
天候の谷間を縫うように、スタートから山頂までは太陽が姿を出してくれました
今回は、人気の氷ノ山冬季バリエーションルート「ながれ尾」から
山頂にアプローチの後、「ながれ尾』北側の「ねじれ谷」に滑り込みました
滑走後、もう一度登り返しがあります、尾根を2つトラバース気味に
登り返しますが、今回のアイスバーンの上に新雪が乗った状態での
トラバースは、非常にバランシーで緊張します。スキーアイゼンは必須です。
登りの「ながれ尾」では3分の2はスキーを担ぎアイゼンをつけ歩きました
結構時間がかかりましたが、何とかクリアー。山頂の避難小屋でしばし休息の後いよいよ滑走です。
ねじれ谷の滑走は、前半部分は○ 中間部分からは両サイドの斜面からの
雪崩で、谷芯はデブリだらけで中々緊張を強いられる滑走になります。
突然足元をすくわれ、頭から雪に突っ込んでいく喜多君を目撃してしまいました
920m地点まで滑走し、ゲレンデトップまで戻ります。今回はルートファインディングがバッチリ決まり
迷う事無く、ピンポイントで到着です 
ねじれ谷核心の 喉の部分は、積雪が多い為難なくクリアーできましたが、雪が少なくなると
スキーを担いで降りる必要がありそうです。ご注意下さい。
ブルーは登り 赤は滑走ライン 紫は登り返し

フォトギャラリー

ネジレ谷入り口直下です。

今回も、もちろん駐車場から完全歩きです。

途中ゲレンデから見た山の様子、今回は晴れた!!

スキー場最上部をトラバース気味に登ります

流れ尾中間部、キックステップでルート工作する喜多君

流れ尾中間部、でかい雪庇の間隙をぬって尾根に出てきます。

傾斜の落ちた尾根中間部

でかい雪庇に注意をしつつ山頂を目指します。

ようやく山頂が見えました (^^♪

ねじれ谷入り口をトラバース、下がカリカリで気が抜けません

山頂付近から、同行者をのぞくとこんな感じです。

今シーズン初の山頂避難小屋

谷は雪質が安定し、がんがん滑ります。

広く適度な斜度があり、最高の滑りを堪能できます。

ねじれ谷核心の「喉」部分今回は右側からクリアーしました。

転んでも「笑顔」です。

920m登り返しでシールを再装着します。

ピンポイントでゲレンデトップに着きました

一息つく喜多君 ナイスルートファインディング!

今回のルート図(隊長作)

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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