残雪の北穂高岳東稜
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年05月19日 (土)~2012年05月20日 (日)
- メンバー
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 19日上高地~涸沢4.5h涸沢~涸沢岳2h涸沢1h
20日涸沢~北穂東稜取付き1h北穂1.5h涸沢30m~上高地4.5h
- コース状況
- 本谷橋まで雪はほぼなし、デブリが多く橋は架けられていなかった。
あずき沢、北穂沢共にデブリ跡が多いので要注意。
涸沢岳付近は岩にアイゼンを引っ掛けやすくスリップ注意。
東稜のナイフリッヂ&雪屁は雪が腐る前に通過したい。
- 難易度
感想コメント
半日行程のバリエーション入門ルートと呼ばれる北穂高岳東稜に行ってまいりました。
初日、上高地から涸沢まで思ったより早く到着したので涸沢岳へと足を伸ばしました。
あずき沢はデブリの跡が多く尾根沿いを辿り白出しのコルを目指しました。
涸沢岳への登山路には微妙な雪の付き具合でスリップ注意です。下りもあずき沢をさけ安全な沢筋のほうへ向かいました。
2日目東稜へ向かいます。すでに前には2パーティ先行していました。やはり人気の高いルートで
早出が基本です。取り付まで雪の状態をみて登るルートを決め稜線に立ちます。ここから槍、前穂北尾根を眺めての稜線歩き、しばし行くと核心のゴジラの背が現れます。支点は所々残置支点がありますがピナクル等で取っていきました。高度感のあるクライミング&雪稜歩きを終えると北穂小屋の直下に出ました。緊張感のあるとても快適なルートでした。
入門バリエーションと言われるが滑落の許されない箇所が多々あり、しっかりとした装備や技術を身に付けていきたい。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。