大峰山系 「神童子谷」 沢登り
- 投稿者
- 鷲尾
- 日程
- 2012年06月05日 (火)~2012年06月05日 (火)
- メンバー
- 福井北四ツ居店 鷲尾
大阪梅田店 本田
- 天候
- 小雨のち曇り
- コースタイム
- 国道309号線林道最終地点より入渓 ⇒30分⇒ へっついさん ⇒10分⇒ 赤鍋ノ滝 ⇒120分⇒ 釜滝 ⇒30分⇒ 二ノ滝 ⇒15分⇒ 一ノ滝 ⇒50分⇒ 犬取滝 ⇒8分⇒ ジョレンの滝 ⇒170分⇒ 稜線 ⇒(クロモジ尾経由)200分⇒ 岩本橋へ下山
- コース状況
- 難しいところがないので初級の沢ですが、岩肌が大変滑りやすい。こけが多い。
気温が低かったのでヒルは出なかった。
クロモジ尾は荒れていて、伐採跡地が迷いやすい。
土砂崩れで道が削られていて危険。
- 難易度
感想コメント
車道歩きを少なくしようと、入渓点と下山口にそれぞれの車を停めたのですが、この作業に時間がかかり入渓するのが遅くなってしまいました。
沢自体は河原歩きが多く、時々美しい滝が出てきたりとなかなかの秀渓です。
ただ岩肌が滑りやすく、大変こわい思いをしました。
常にへっぴり腰でした(笑)
ヘツったり巻いたりできない所が1箇所あり、沢に飛込まないといけない状況に・・・(>_<)
私は泳げないのでいつもはライフジャケットを着用しているのですが、
泳ぐ場所はないということで車に置いてきてしまいました。
本田氏にロープを出して引っ張ってもらい、いざ沢へ、ジャポンっ! 彡☆
本田氏は沢で泳いでる写真が欲しかったみたいで、ロープを引っ張らずにカメラを私に向けます。
「いや、無理だか・・・ら・・・」
と、私がグプグプと沈んでいくのを見て、慌ててロープを引っ張ってくれました。
結局、カメラを構えただけで写真は撮れなかったようです。
(ここで大幅に時間をくってしまいました。)
滝が何回か出てくるたびに巻かなくてはならないのですが、雨で濡れているのも加算して斜面がぬかるんで非常に滑りやすいです。
滝つぼまで落っこちる事はありませんでしたが、ズル滑りでドロドロです。
その度に体力消耗で、この沢は結構長時間歩くので、疲労がピークに・・・。
ただでさえ、入渓するのが遅かったのに、疲労によるペースダウン。
どうなるかと思っていましたが、ようやく稜線に出て一安心。
でもここからが本当の地獄でした・・・(/_;)
最短で下山できるという事でクロモジ尾を選びました。
地図では---点線で表示されているコースです。
急斜面は覚悟していましたが、ドロドロの滑りやすい笹の道に始まり、靴は沢靴。
ヨロヨロになりながら下山していましたが、伐採跡付近で迷い、大幅に時間ロス。
何とか元の道を見つけて進むも、道は倒木のオンパレードで歩きにくいし、とても荒れていました。
日も暮れてきて、あせりが出てきます。
おまけにもう少しで到着というところで、土砂崩れか?、道が無くなっていました。
ガレ場で落石跡を下りるしかありません・・・。一歩、足を置くとガラガラと崩れます。
「早く下りないと真っ暗になってしまう!!」
火事場のくそ力 でしょうか?
ロープで懸垂下降しようかという本田氏を断り、いつもへっぴり腰の私がガレ場を全身を使って下りてこれました。
焦っていたのでしょうね・・・(^_^;)
下山時間は19時を過ぎていました・・・。
沢は楽しかったですが、---点線の道は懲り懲りです。
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