口三方岳～残雪の頂上～

ガイドブック等には登山口まで車が乗り入れられるとあるが、この時は落石の危険の恐れがあるということでチェーンがしてありました。河内千丈温泉の駐車場より徒歩。登山口からいきなり急登、階段状になっているが、足元に注意。尾根に取り付くとなだらかになる、足元にカタクリなどの花が咲いており、新緑もこれから見頃といったところ。９００ｍ後半付近から雪の上を歩く、尾根の広さがあるためルートを見失わないように注意が必要、特に悪天時、ガスのときはなおさらです。頂上に近くなるにつれ、尾根は細くなっていきます。気象条件や靴の種類、雪上歩行の慣れ具合によってはアイゼンがあってもいいかもしれません。
頂上はもちろん雪に覆われていました。遠くに白山、犀奥の山々が美しい。帰路は来た道を引き返します、下りは全体的に急な感じがすると思います。道の上に枯葉が堆積して岩のデコボコがわかりにくいのでスリップに注意、特に最初の急登が一番最後の難関になるので、転倒にご注意ください。