八ヶ岳 阿弥陀岳・赤岳

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投稿者
梅原 操
日程
2013年06月03日 (月)~2013年06月04日 (火)
メンバー
イオンモール東久留米店 梅原
天候
3日:晴れときどき曇り  4日:晴れときどき曇り
コースタイム
1日目:美濃戸口⇒【45分】⇒美濃戸⇒【120分】⇒行者小屋⇒【70分】⇒阿弥陀岳⇒【55分】⇒行者小屋

2日目:行者小屋⇒【75分】⇒赤岳⇒【70分】⇒横岳⇒【40分】⇒硫黄岳⇒【60分】⇒赤岳鉱泉⇒【30分】⇒行者小屋⇒【105分】⇒美濃戸⇒【40分】⇒美濃戸口
コース状況
稜線上に雪はありませんでしたが、行者小屋や赤岳鉱泉前後の樹林帯には雪が残っている場所があります。雪道歩きが心配な方は軽アイゼンを持っていってください。

赤岳頂上周辺と横岳へ続く尾根は急な岩場の通過があるので、危険な場所は3点確保を心がけて落ち着いて通過しましょう。

稜線上の風は冷たく、強風だと寒いので防寒対策も忘れずに。
難易度
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感想コメント

本格的な夏山シーズンを前にテントを背負って登山に行きたいと思い、いくつか山を調べていると赤岳はもうアイゼンなしで登れるようなので八ヶ岳に行くことにしました。

重たいザックを背負って美濃戸口を出発。ときおり横を通り過ぎる車が巻き上げる砂ぼこりに負けずに進み赤岳山荘に着くと、目の前に阿弥陀岳がお出迎え。でも、まだかなり遠いです。
南沢ルートに入って沢の音を聞きながら歩き、河原を過ぎると行者小屋に到着です。まずビールを飲みたいところですが、初日は阿弥陀岳に登る予定なので我慢し、テントを立てて阿弥陀岳へ出発。稜線に出るまでの樹林帯には予想以上に雪が残っている場所もあり、慎重に通過。阿弥陀岳頂上の360°の展望を楽しみ、行者小屋へ戻りました。
行者小屋前のテーブルに座り、赤岳から硫黄岳へとのびる稜線と青空を眺めながらのんびりビールを飲み、贅沢なひと時を満喫。早めに夕食を食べ、明日に備えて就寝しました。

夜中に目が覚めたのでテントから顔を出して空を見上げると、満天の星が!天の川も見え、ものすごい星の量に感動し、しばらく見とれていたのですが寒くなったのでテントの中へ。テント内の気温は5℃だったので、外はかなり冷え込んでいたと思います。

2日目は日の出前に出発しました。文三郎尾根の急な階段を登り、ゴツゴツした岩場を登って赤岳の頂上に到着。まだ誰もいない静かな頂上で絶景を独占し、また贅沢なひと時。
赤岳展望荘までの急で滑りやすい道を慎重に下り、横岳への岩場歩きに突入。硫黄岳に着くまでにすれ違った人は8人で渋滞することもなく、天気も良くて気持ちのいい稜線歩きができました。
樹林帯に入って赤岳鉱泉へ向かう途中と、行者小屋へ行く道にはところどころ雪が残っているのでここも注意しながら通過。
行者小屋に着きビールを飲みたかったのですが下山があるので我慢し、テントを撤収し帰路につきました。

梅雨入り後で天気が心配だったのですが、2日とも天候に恵まれてとても気持ちのいい登山ができました。まだ人が少ない静かな山で、素晴らしい景色や星空を満喫でき、大満足な2日間でした。
行者小屋や赤岳鉱泉は設備の良い山小屋があるのでテント泊デビューにもいい場所だと思います。今年の夏、初めてのテント泊やテント初心者の方で行き先を考えてる方にもお勧めの場所なので、ぜひマイテントを背負って行ってみて下さい!

フォトギャラリー

八ヶ岳の主峰、赤岳

今回のスタート地点、八ヶ岳山荘

行者小屋へ向かうので南沢方向へ

行者小屋から見る赤岳

樹林帯にはまだ雪が残っている場所があります

阿弥陀岳頂上からは360°の絶景が見られます

行者小屋から夜明けの横岳稜線

文三郎尾根の急で長い階段

赤岳直下はかなりゴツゴツしてます

雲海から頭を出した富士山

赤岳頂上を独り占め

権現岳と後ろは南アルプスの山々

こちらは阿弥陀岳と右後ろは北アルプス

これから向かう硫黄岳方面

横岳(奥ノ院)までは岩場歩きが続きます

横岳頂上。天気は最高!

台座の頭から先は歩きやすくなります

大きなケルンを目印に硫黄岳に向かいます

硫黄岳頂上からの阿弥陀岳と赤岳

行者小屋の冷えた缶ビール…飲みたいけど今日は下山なので我慢

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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