瑞牆山 十一面末端壁 調和の幻想
- 投稿者
-
冨田 豊
浦和パルコ店
- 日程
- 2013年06月09日 (日)~2013年06月09日 (日)
- メンバー
- ららぽーとTOKYO-BAY店 冨田 他3名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- みずがき山自然公園(45分)調和の幻想取り付(5時間)調和の幻想終了点(30分)調和の幻想取り付(45分)みずがき山自然公園
- コース状況
- アプローチは一般登山道から、踏み跡頼りの道を40分程度。
道に標識は一切無いので、経験者の同行が無ければ難しい道のりでした。
岩質は硬く、浮石は見られませんでした。
懸垂下降中に小石を落す危険(下にはフリーのルート)があるので、その点は要注意です。木への引っかかりを避け、小石を落さないようにするために、ロープを束ね繰り出しながらの懸垂下降も有効でした。
- 難易度
感想コメント
クラックの要素がフィンガーからハンド、フィスト、オフィズス、チムニーまで出てくる多彩さ。
1ピッチ目から最高グレードの5.10a、ワイドクラックでしたが、プロテクションのとり方を間違えず、焦らなければ問題は感じませんでした。
2ピッチ、これが曲者で、土や草の詰まったフィンガークラックに大苦戦。
とにかく指が効いてくれない><;
3ピッチ目も5.10aというグレードでしたが、体感としては全ピッチ中一番やさしく感じました。
気をつけるべきはチムニーでのヘルメットの引っかかりです。
4ピッチ目、木登りや、スラブのトラバース、しかもランナウトする場面などがあり緊張感があります。
最終ピッチ、2チーム分の大きい番手のカムを回収した状態での登攀は地獄の様相を呈しました。
調和の幻想は全5ピッチ(最高グレード5.10a)と短いマルチですが、いま持てる技術をすべて出し尽くす結果に。
更に実力をつけたら、再度挑戦したいルートです。
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