夏の八ヶ岳:硫黄岳~赤岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年08月26日 (月)~2013年08月27日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ時々雨
- コースタイム
- 26日:美濃戸口バス停-40分-美濃戸山荘-110分(北沢ルート)-赤岳鉱泉(1日目終了)
27日:赤岳鉱泉-60分-赤岩の頭-25分-硫黄岳-50分-横岳-60分-赤岳展望荘-35分 -赤岳-25分-文三郎尾根分岐-45分-行者小屋-95分(南沢ルート)-美濃戸山荘
-30分-美濃戸口バス停(2日目終了)
- コース状況
- 人気の山だけあって、どのルートもしっかりと整備されてます。赤岳直下の急坂や横岳から地蔵尾根までの道など怖い個所もいくつかありますが、鎖や梯子が取り付けられているので安心して歩けます。
また稜線に出ると風が強く、体がすぐに冷やされるので、ベースにはウールを着ておくと快適でした。
- 難易度
感想コメント
今回は電車とバスを乗り継いで5時間!八ヶ岳へと行ってきました。
初日は北沢ルートを使って赤岳鉱泉まで。基本的にはロード歩き。途中から沢筋の近くを歩けるのでひんやりさわやか^^
次の日からが本番ということでこの日はカレーを作ってしっかりエネルギー補給。夕方頃からかなり冷え込んでいたので体も温まって一石二鳥。
この日の夜は雨。翌朝起きたら止んでましたが、山にはガスが…。
とりあえず硫黄岳へ向けて赤岳鉱泉を出発。標高が上がるにつれてガスが濃くなりましたが、道には特に大きなぬかるみもなく快適。
赤岩の頭からはザレと岩の道。ガスと風で体がすぐに冷えてしまうのでソフトシェルをはおって出発。残念ながら硫黄岳の頂上はガスの中。
しかし横岳へ向かう途中からガスが途切れ、晴れ間が!硫黄岳~横岳間からハシゴや細く切り立ったところを歩くことになるので慎重にでも急いで横岳へ!おかげで山頂では晴れて、あたりの景色やブロッケン現象も見ることができました^^
しばらく横岳で景色を楽しんだ後、赤岳を目指して出発。横岳奥ノ院を過ぎたあたりの下りが、岩が湿って若干歩きづらかったものの、鎖を使いながら下れば安全に下れます。
途中またガスに巻かれましたが、赤岳展望荘に着いたあたりからまた日差しが!今回はホントにラッキー^^
赤岳手前の急登は日差しで暑いくらいでしたが、山頂では阿弥陀岳やこれまで歩いてきた道のりをしっかり眺めることができました。
帰りは赤岳から文三郎尾根を使って行者小屋へ。赤岳山頂から文三郎尾根の分岐までは、狭くて急な下りです。さらに他の登山者の方も多かったので石を落とさないように慎重に下りる必要があります。分三郎尾根は半分以上が階段でした。登っている方々を見ていて、個人的には登りで使うよりは下りで使いたいルートだなと思いました(;一_一)
行者小屋から美濃戸山荘まで行くのに使った南沢ルートは苔に覆われた森の中!とても静かで歩いていて癒されました。このルートはおススメです。
今回も山行中は天候に恵まれ快適な登山ができました^^
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。