大冒険 槍・穂高連峰縦走①
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2013年09月17日 (火)~2013年09月21日 (土)
- メンバー
- 岡山ビブレ店:森松、グランフロント大阪店:辻森、中本 神戸本店:善本
- 天候
- 晴天
- コースタイム
- 1日目:上高地バスターミナル(5)河童橋(30)明神(40)徳沢(60)横尾(45)一ノ俣(60)槍沢ロッジ(150)天狗原分岐(120)殺生ヒュッテ テント泊
2日目:殺生ヒュッテ(35)槍ヶ岳山荘(20)槍ヶ岳頂上(10)槍ヶ岳山荘(40)飛騨乗越(15)
大喰岳(30)中岳(60)南岳小屋(270)北穂高岳(15)南稜 テント泊
3日目:南峰(120)涸沢岳(20)穂高岳山荘(45)奥穂高岳(90)紀美子平(15)前穂高岳(120)岳沢小屋(120)上高地
- コース状況
- 今回は、無風でとてもコンディションとしては良かったです。
岩登りの際は素手で岩をつかみましょう。
また、落石に注意です。
槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から溜沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレツト)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域は、「山岳ヘルメット着用推奨山域」に指定されています。持っていくことを強くお勧めします。
- 難易度
感想コメント
秋山シーズン第一弾は、登山者なら一度は行きたい日本屈指の岩稜縦走コース★
決まった時点から、楽しみにしていつつもずっと緊張しておりました。
槍ヶ岳は標高3180m、日本第5位の高峰です。
前半のメインであるこの槍ヶ岳へのコースは3つの稜線コースと2つの谷コースがあり、それぞれに違った表情が楽しめるとの事。
まさに北アルプスの交通の要です。
気力・体力・技術の三拍子が必要と本に書いてあるにも関わらず、全部自信がない・・・。
けれども共同装備をしっかり決め、男性陣が重たいものを全て持ってくれたので最後まで歩けました。
本当に感謝です。
1日目
上高地から梓川沿いに歩く気持ちのいいコースからスタートします。
1時間ごとに小屋もあり、歩きやすい道が続きます。
槍沢ロッジまでは比較的なだらかで勾配もほぼなし。
石積みの残る広場がキャンプ指定地で、このあたり一帯がババ平と呼ばれています。
カールの形が綺麗に見え、雄大な景色が楽しめました。
大曲を超えると傾斜が険しくなってきますが、
はるか彼方の槍ヶ岳が応援してくれているようで、頑張って歩けます。
この日は殺生ヒュッテで泊まりました。
コースタイムで約9時間。初日から全員良く頑張りました!
2日目
殺生ヒュッテでは小屋泊もテント泊の方もあまりいなかったのですが、
早朝にも関わらず、槍岳山荘の方でしょうか、大勢の人が既に頂上を目指していました。
最後に腰が引けそうな梯子を上ると頂上です。
槍ヶ岳の頂上からは、北アルプスのみならず本州中部の主要な山々が望めます。
笠ヶ岳、白山、富士山、乗鞍、御岳山、裏銀座の山、常念山脈、などなどキリがないほどオールスター勢ぞろいです。
十分に景色を楽しんだ後は、いよいよ大キレットへ。
緊張感が続く岩場が続きますが、「怖い」と意識に落とし込まれる前に
とにかく先に進むといった感じでした。
関西弁で、こういう時に「必死のぱっち」って言うんだなと心の中で思う自分がいました。
→②へ続く
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。