Trail Run日本山岳耐久レースのコース編-③-数馬~三頭山~御前山・鋸山【奥多摩山域】

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年09月28日 (土)~2013年09月28日 (土)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
浅間尾根登山口バス停⇒(70分)笹尾根合流⇒(30分)西原峠・槇寄山⇒(100分)三頭山⇒(40分)鞘口峠⇒(40分)風張峠⇒(30分)月夜見第二駐車場⇒(40分)小河内峠⇒(50分)惣岳山⇒(20分)御前山⇒(45分)鞘口山⇒(30分)鋸山⇒(100分)奥多摩駅
※タイムは山と高原地図のコースタイムを参照。
コース状況
トレランには最適な樹林を駆ける走りやすいコースです。
ただし、そこはハセツネの舞台。基本的に登り基調です。
体力的には辛い場面もありますが、基本的にはガレ場・岩場ではないので気持ちよく走れます。
三頭山への登りは少し急な登りになり、ハセツネでの正念場のひとつです。
風張峠の手前も少し道が悪く通行注意でした。
コース上にエスケープルートも数多くありますのでレベルに合わせたトレランを楽しめるフィールドです。
難易度
Google Map

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感想コメント

日本山岳耐久レース。通称ハセツネ。日本トレランシーンを代表する大会です。
今回は大会本番にむけてのコース試走もかねトレーニングです。

今回の紹介コースでは月夜見第二駐車場が第二関門(42km地点、制限時間が2日目4:00)に当たります。
月夜見でようやくエイドステーションですが、補給で支給されるのは水分のみの過酷なレースなんです(汗)。
浅間峠まで来ればストックの使用が解禁になるので、本番では絶対に持ってきたい道具です。特に登りは効果抜群なのです。

ここまで2回試走してきましたが、けっこうハードなイメージが出来上がってしまいました。本当乗り切ることができるのか…とか。膝はここまで無事なんだろうか…などなど。
不安も脳裏をよぎっていしまいます。
でも、本番になれば前に進んでやるしかないのが耐久レース。不安な自分には今のところ楽しんで参加するのが良薬かもしれません。

三頭山の登りが辛いという評判でしたが、個人的には第一関門の浅間峠までの行程が大変に感じました。この日はおぼり体調も良いのか三頭山の登りが辛くなく、時間も予想以上にはやく登れました。
トレッキングポールを使用しているのも助けられたかもしれません。
やはり、登りのサポート力は絶大です。

鞘口峠から風張峠のコースは少し山腹を進みますが、けっこう道が荒れていた部分もあり当日暗闇の中と思われるのでコースアウトしないように注意したいところです。

月夜見から御前山までの行程もけっこう疲れました。大会では中盤どころなので、ここもペースが重要です。
御前山は休憩に最適で、少し展望も広がってありました。

今回は距離も長く試走する中では夜間走行はしない時間帯でギリギリとなりました。
試走される場合はナイトランを実施される方も多いかと思います。
基本的には山中は明るい時間帯での行動が基本的ですので、怪我や道迷いに注意いただき練習に参加いただきたいものです。
けっこうヘッドランプの明かりはガスに包まれたりすると視界不良になりやすいので、光量の多いタイプがオススメです。
自分も150ルーメン以上のヘッドランプと80ルーメンをサブで持って行こうと考えています。

帰りは鋸山へ登り、奥多摩駅へと下りました。
鋸尾根も少し急な岩場箇所もあるので、十分に注意したいコースです。

フォトギャラリー

試走も今回で3回目。

まずは浅間尾根登山口より笹尾根への合流の登り道。気持ちのよい道です。

すっかり秋の気配。

途中の大羽根山からは展望よし。

笹尾根に合流しました。三頭山へ向かいます。

西原峠より。富士山も一望できます。

藤沢店でも今年扱い始めたKT TAPEを初めて使用。適度なサポート力を実感できました。レース本番や練習にオススメです。

モントレイルのマウンテン・マゾヒストがハセツネ勝負シューズです。

試走しているランナーもちらちら。

三頭山の避難小屋。立派な小屋でトイレもあります。

ワンちゃんがいました。しっかりポーズも決めてくれた?ようです。

三頭山(奥多摩三山)。多くのハイカーで山頂は大盛況でした。

都民の森。ブナ林が綺麗でした。

鞘口峠。

風張峠から少し舗装路に入ります。

月夜見第二駐車場。

御前山。三頭山からここまでも小刻みなアップダウンの道が続きました。

ストックは威力絶大!なるべく軽いカーボンシャフトもオススメです。

大ダワ。ここで耐久レースはほぼ50キロ地点です。今回は鋸山へ登り奥多摩方面へ下山しました。

疲れた身体に炭酸飲料は最高です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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