雨と歴史を謳おう 多峯主山(とうのすやま)・天覧山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年06月02日 (木)~2011年06月02日 (木)
- メンバー
- 天候
- 雨
- コースタイム
- 天覧山入口=12分=天覧山山頂=20分=見返り坂=22分=多峯主山山頂=13分=雨乞池=60分=天覧山入口
- コース状況
- コース中には道標が結構あるので、迷う事はほとんど無いと思います。
雨の中を歩きましたが、特に滑りやすい箇所もありません。
写真にもありますが、マムシに注意!です。
- 難易度
感想コメント
今日も元気に雨が降っています。朝から雨・・という事で、元々計画していた山歩きは中止。それでも緑の香りが恋しくて、雨でも楽しめそうな多峯主山・天覧山に行ってきました。
両山とも標高200m前後、住宅地が間近にある里山的存在ですが、湿原あり、深い広葉樹林ありと、自然いっぱいの低山です。
10分程舗装路を歩くと天覧山中段。ここから山道になります。すぐの岩場に十六羅漢像が現れ、山頂へ。本来なら飯能市街や奥多摩の山並みがずらーっと見える様ですが今日はおあずけ。
ここを下ると湿原が!こんな身近に湿原があるとは・・驚きです。ここにしか生息しないという飯能笹をまじまじと見ていたら
「マムシ注意」
の看板が!!
注意と言われてもどうすりゃ良いのさ、出会ってしまったら怖いでしょ
さっさと湿原を後にし、見返り坂へ。ここは800年以上昔、常盤御前が景色に感動して振り返りつつ登ったと言われています。その時、常盤御前は何を見たのでしょう。
私も振り返りつつ登ります。
雨水をたっぷり吸った土の匂い。辺りを覆う緑の香り。
ふとしたときに気付く、むせ返る様な花の香り。
雨に濡れて木々がイキイキしている様です。
常盤御前でなくてもうっとりします。
軽くひと登り木段を上がると多峯主山山頂。少し足を伸ばして涸れることが無いと言われる雨乞池を見て、下山しました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。