名峰 伯耆大山で雪山満喫
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年01月07日 (火)~2014年01月08日 (水)
- メンバー
- 天候
- 7日快晴 8日曇り
- コースタイム
- 7日:南光河原駐車場(115分)六合目避難小屋(75分)山頂
剣ヶ峰方面ピストン(45分)
8日:山頂(35分)六合目避難小屋(40分)元谷避難小屋(50分)南光河原駐車場
- コース状況
- 直前で新たな降雪がなかったので、しっかりとしたトレースがあり、スタート地点からアイゼンを着用。
ワカンの出番はありませんでした。
六合目から上部は樹林帯を抜けるので常に強風にさらされます。
10本爪以上のアイゼンおよびピッケル必須。
サングラスではなくゴーグルの方が快適です。
山頂の避難小屋にはトイレもあります。
山頂避難小屋の気温 夕方:-5℃ 朝:-3℃
- 難易度
感想コメント
中村氏の雪山デビューから始まった大山行の話にいっぱいおまけが付いて盛り沢山の行程となりました。
予定していた雪洞泊は雪不足の為断念。
代わりに快適な山頂の避難小屋を貸切で泊まらせていただきました。
雪洞を掘らなくてよくなった分、時間的に余裕が出来たので剣ヶ峰へ向けて雪稜歩き。
崩壊の激しい剣ヶ峰への縦走路は通常通行禁止なので、雪の時期ならではのお楽しみです。
剣ヶ峰の手前で、ロープ無しでは危険な箇所が出てきた為、無理は禁物、直前で引き返しました。
すれ違う下山者が口々に「風が強い」「六合目から上は無理」とおっしゃっていたので、登頂を危ぶんでいましたが、無事に登れたばかりか、風は強いものの天気は午後になるほどよくなり1月の大山とは思えない快晴ぶり。
真っ青な空の下、真っ白にそびえる大山。振り返れば綺麗な弧を描く弓ヶ浜。
不可思議な形を描くシュカブラや強風に地表をサラサラと舞う雪が幻想的でいつまでも眺めていたい気持ちになりました。
夜中にはガスに包まれていましたが、下山時には視界も開け、天気が崩れる前に下山できました。
シュラフはイスカのエア450(-5℃対応)で行きましたが、小屋泊だと寒いかなと思いましたが、ガスに包まれて気温が下がらなかったためか、小屋が半分雪に埋まっていたためか、意外と快適に眠れました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。