冬の石鎚山(二の鎖の鳥居まで)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年02月09日 (日)~2014年02月09日 (日)
- メンバー
- 天候
- 快晴!
- コースタイム
- ロープウェイ山頂駅→(30分)→山頂成就→(30分)→八丁→(95分)→夜明峠→(35分)→二の鎖鳥居→(20分)→夜明峠(お昼ご飯)→(55分)→八丁→(30分)→山頂成就→(20分)→ロープウェイ山頂駅
- コース状況
- ■山頂成就~八丁~夜明峠~二の鎖の鳥居
大きな危険個所はないが、斜面のトラバースなどがあり注意が必要
木の枝が顔に当たったり、ザックにつけたピッケルに引っかかったりして歩きにくい。
■二の鎖の鳥居より上部
階段ルートは使えず、鎖の部分を直登するルートのみ。
登攀に自信がない人はやめておいたほうがよいでしょう。
- 難易度
感想コメント
西日本最高の石鎚山。
冬の姿を見てみたい!ということで、日本列島を記録的な大雪が襲った翌日の快晴を狙って行ってきました。
ロープウェイが通年運行されており、標高1300mまで一気に登れるので、比較的アプローチはよいです。
が、さすが、西日本最高峰の1982m。
山の上は完全な冬山なので、しっかりとした冬山装備が必要です。
朝3時半に神戸を出発して、途中、高速道路の通行止めもあったりしてロープウェイ乗り場に着いたのが、9時前。
駐車場はスキー・スノボのお客さんや登山者でかなりにぎわっています。
ロープウェイに乗っている時間は10分ほど。
ロープウェイを下りると、もう冬山です。
ざっくざっく雪を踏んで登っていきます。
無雪期に登った感覚では、二の鎖まではほとんどハイキング気分だったのですが…、冬はまったく違ってました。
八丁からの登りも、「こんなに斜面はキツかったかなぁ?」と深い雪に苦戦しながら斜面をトラバースしたり、木をつかんだりして登っていきます。
トレースがあるから道はわかりますが、トレースがなかったら、進む方向がわからなさそうです。
夏道の面影がまったくありませんでした。
そんなわけで、夜明峠までかなり時間がかかってしまった。
でも、夜明峠から見上げる冬の石鎚山は美しい!
雪の白さがさらに荘厳な雰囲気を出しています。
そのまま山頂へ向かいますが、二の鎖の鳥居のところで上を見上げて「ここから先はダメだぁ」と撤退を決めました。
あの鎖のルートを直登するしかありません。
アイゼンの刃を立てて、ピッケルで確保しながら登ることはできそうなのですが、下りが恐ろしそう。
もう、だいぶ時間も体力も消耗してしまったので、今日はのんびりランチして下山することにしました。
それにしてもお天気がよくて風もなくて暖かい。
振り返ると、同じ目線に白い山頂の瓶ヶ森(かめがもり)。
あのお山も行ってみたいね。
そして、瀬戸内海の穏やかな海が美しい。
空の青さと雪の白さを十分に満喫しました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。