西丹沢 檜洞丸(天候不良で途中撤退)
- 投稿者
- 三谷 卓亮
- 日程
- 2014年02月28日 (金)~2014年02月28日 (金)
- メンバー
- (単独)
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 西丹沢自然教室→(5分)→つつじ新道入口→(90分)→ゴーラ沢出合→(70分)→つつじ新道入口→(5分)→西丹沢自然教室
- コース状況
- コース6割位が積雪(~50cm積雪)
- 難易度
感想コメント
先日の大雪からかなり経ちましたが、西丹沢地域に行ってまいりました。
西丹沢は例年表丹沢の雪が無い時も雪が残る地域ではありますが、今回はかなり残っておりました。
地域の方も「こんなに降ったことは生まれてはじめて」とのことでした。
西丹沢までの道路は除雪されています。
路肩には除雪した雪が山のように残っており、車でのアプローチは注意が必要です。
交通機関のバスは、手前の中川温泉までしか現在動いていません。
西丹沢自然教室にも雪が沢山着いていました。
(駐車場は除雪されていました。管理の方の努力の成果です。)
つつじ新道入口までは車道を歩いて5分。
登山口からすでに大量の雪が付いています。
もともと沢沿いの道なのですが、沢の上に積もった雪の下に沢水が流れていて、ここのところの気温上昇でトレースのあった沢の真上のルートは一歩歩くごとに踏み抜く状態でした。
踏み抜くと股下まで埋まる始末。
沢上を諦め、左斜面に沿って新しいトレースを作っていきました。
(登山口の100m先の斜面登山道取りつきまでに20分を必要としました。)
登山道は6割ほどが雪で覆われていました。
細い山道にたっぷりと雪が着いていましたが、それもグズグズ。
踏み抜き加減によっては、斜面滑落の危険性も。
急斜面に着いた雪を歩くシーンでは神経を使いました。
中には雪崩て夏道が削られているようなところも。
山道を超えていくとゴーラ沢に降りていきます。
ゴーラ沢の川水は雪解け水によってかなり増水していました。
5年ほど前にも冬に檜洞丸に登った事がありましたが、ここまで水位がありませんでした。
川に付けられた渡渉用の飛び石も水の下に。
水に足を付けていくとハイカットのブーツでも上から水が入る水位でした。
遠くに斜面に付けられたルートの階段が見えていましたが、天候不順によりここで撤退することをきめました。
空は分厚い雲に覆われていました。
帰りは行きに付けた自分の踏み跡を正確になぞっていきます。
(そうしないと、また踏み抜き地獄です)
行ほどは苦労もせず下山いたしました。
西丹沢自然教室では、この地域の資料館が併設されています。
薪ストーブで暖かい中でゆっくり楽しむことができます。
※西丹沢エリアのトレース
西丹沢エリアは表丹沢に比べると入山者が少なく、トレースがあることが多くありません。
檜洞丸までは、トレースがあるようです。
蛭ヶ岳方面は、蛭ヶ岳からのトレースが一部あるようです。
(降雪で消える可能性があります)
畦ヶ丸方面は、権現岳分岐以降のトレースがないようです。
(入山者は皆、分岐で戻ってきた模様)
西丹沢自然教室の公式WEBで確認の上、お出かけください。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。