山の辞典 : な行

ヌバック(ぬばっく)

革の表面(銀面)を「目の細かい」サンドペーパーやヤスリなどで均質に削りとる加工をした革のこと。牡鹿の銀面を同様に加工したものをバックスキン(buck=オス鹿)といい貴重であるので、ヌバック=新しいbuck=neo buck)は手頃な価格で安定的に供給されている。登山靴にはヌバックレザーの内側にゴアテックス等の防水透湿フィルムをラミネートされて使われることが多い。