雪におおわれていたゴールデンウィークも終わり、いよいよベストシーズンを迎えた尾瀬へやってきました。ミズバショウなどの花々が咲き競う湿原で、ひとりのんびりとハイキング&テント泊。そして今回の最大の目的は、新調したばかりの一眼レフカメラで、尾瀬の自然をレンズに収めること。すぐに取り出せるカメラ用ザックも用意して、超ワイドな景色を満喫しようと鳩待峠をスタートしました。
吹き抜ける風とどこまでも続く大地、そして広がる空、この景色が尾瀬を感じる瞬間です。何回訪れても、この空気が出迎えてくれます。雪の下でまだかまだかと待ちかまえていた生命の息吹たちが、雪がとけると同時に咲きはじめる風景も、楽しみのひとつです。山の鼻から牛首分岐の間にも、ミヤマアキノキリンソウやサワギキョウなど、可憐な花たちが姿を見せてくれました。