桜咲く、孔雀と御嶽山・雨引山
- 投稿者
-
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店
- 日程
- 2014年04月01日 (火)~2014年04月01日 (火)
- メンバー
- さいか屋横須賀店 川上
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 岩瀬駅ー(15分)ー御嶽山登山口ー(20分)ー御嶽山神社山頂ー(60分)ー雨引山ー(25分)ー雨引観音ー(25分)-雨引観音入り口ー(55分)ー岩瀬駅
- コース状況
- 階段が多く歩きやすい整地されたコースです
- 難易度
感想コメント
残った青春18切符を使って行ける日帰りの山を考えていたら、常磐線の先にちょうどよさそうなところがあり、後輩の鉄子(電車好き女子)川上氏と行ってみました。
友部駅で水戸線に乗り換えるのですが、これが通勤時間帯以外は1時間1本というローカル線で、乗り換えを適当にしたわたしは、待ち合わせより1時間遅れてしまった・・・と思ったら川上氏も途中の駅で入ったトイレが壊れてトラブルに巻き込まれ遅れました・・・と言うではないか。
こんなときに限って携帯を家に忘れていたのですが、けっこう携帯ってないならないで、なんとかなるものではあります。
今回の目当ては雨引観音の桜。御嶽山から階段をのぼりおりしてゆるいコースを進むと、満開の桜が咲いているではないか!おおおと2人で興奮して写真を撮りまくり、川上氏に「あのー、組長(川上はわたしのことをなぜか「組長」と呼ぶ)、ここで写真撮っていただいてよろしいですかね?!」とわたしにも桜との2ショットを撮らせる。
かなりの枚数の写真を撮り終えたころ、向こうの階段の上が展望台になっていると書かれていたので行ってみることに。
この寺はニワトリやカルガモやらが境内にいて、階段の手前には半分に切った白菜が無造作に転がり、鳥たちはおのおの勝手に白菜をついばんでいた。階段を行くと、脇にいたカルガモ3匹が、焦ってダッシュしながらわれわれの前を横切り駆け上がって行く。
その光景に笑いながら階段を上がると、左手に立派な孔雀が1匹佇んでいるではないか。
さすがにわれわれも驚き、川上のリュックをつかんで盾にするわたし。川上もかなり衝撃を受けていたようだったけれど、我に返るとカメラを取り出し写真を撮りまくりはじめる。
さすがカメラ小僧川上。わたしもつられてシャッターを押す。
下を見るとお寺の裏で休んでいるカルガモ、歩いている孔雀、奥で座っている白いアヒルが眺められた。どこまでもシュールなその光景に笑いながら「このかんじ、みうらじゅんの番組っぽい」とつぶやくわたし。
階段を登り切ると大きな仏塔のようなものがあり、ネパールのような雰囲気。どこまでも不思議なかんじだね~と話していると、突然動物の大きな叫び声が!!鹿のような大きな動物から発せられる力強い声だったので、びっくりして奥を見ると孔雀が1匹孤独に鳴き続けているではないか!
また川上氏を盾にしながら、その孤独な鳴き孔雀に近寄っていくと、大きな翼を広げて向こうも威嚇モードに。その美しい孔雀の姿にやはり写真を撮りまくるカメラ小僧。あまりに不思議な出来事に、今日登ったはずの山道のことが遥か昔のことのように感じる。
おみやげ売り場にあった新聞の切り抜きを見ると、この孔雀たちは住職さんの趣味で動物をたくさん放し飼いしていると書かれていました。
かなりここが気に入って、また来ましょう!また来ましょう!!と連呼しながら駐車場でも桜を撮りまくる川上氏。最後にはメモリーがいっぱいになって、あ・・・と言っていた。
よく16GBがいっぱいになるよなと思い、わたしのメモリー貸すよーと言ったが、いらない孔雀の写真を悔しそうに削除していた。見れば山より孔雀の写真のほうが多い。さすがカメラ小僧川上。もはやあだ名はカメラと鉄子でカメテツにしてやろう。
駐車場に咲く桜も本当に美しく、下の野菜直売で買ったセリもアスパラも銀杏も安くておいしかった。岩瀬の駅まで競歩のように歩いていたときだけ死にそうでしたが、川上氏との関係を孔雀という体験を通して深められた気がします。
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