奥多摩　生藤山

今回は東京の西の端にある生藤山に行ってきました。

山を選んでくれたのは友人で、私はまったく知らない山。
どんな山か聞いてみると「桜で有名な山」とのこと。
今の時期にピッタリで楽しみ。

登山口の『井戸』までは上野原駅からバスに乗るのですが、平日なのに始発からほぼ満員。
花の時期ですし、私は知りませんでしたが人気の山なんだな～と実感。

バスに乗ったほとんどの方は『石楯尾神社前』で下車しました。
昭文社の地図にはここから生藤山への登山道には桜並木があるようです。
しかし私達は終点の『井戸』まで乗車。
こちらのルートでは、なんといっても軍刀利神社奥の院にあるカツラの木が見どころ。

実際に目の前に立つと、とにかく大きくて近くにいるだけで木のパワーを感じられました。
巨木だけど葉は小さくて、そのギャップがまたかわいい。
日差しを浴びて輝く巨大な木と小さな葉は、とても素晴らしかったです。

樹林帯の中の道を登って行くと三国山に到着。
頂上からは富士山もきれいに見え、テーブルもあって昼食や休憩におすすめです。
生藤山はここから５分くらい。
頂上は三国山よりも狭くてテーブルもありませんが、
休憩や食事はできるので三国山が混んでいるときは生藤山まで行って休憩してもいいと思います。

生藤山から先は小さなアップダウンを繰り返しながら進む、気持ちのよい尾根歩きになります。
登山道にはツツジが多く、目も楽しませてくれました。

醍醐峠から『和田』へ下る道は歩く方が少ないのか、少し荒れている感じでした。
しかし危険な場所があるわけではないので、安心して歩けます。

車道に出てからは桜やいろいろな花が道路際に咲いていて、素晴らしい景色が待っています。
この辺りは『日本の里100選』に選ばれているようで、退屈な車道歩きも楽しく歩けました。

これからは花が見頃になる山が増えていくと思います。
花を見るのんびり登山、山を調べてまた行ってみようと思います。