大晴天!残雪の立山 夫婦で雄山
- 投稿者
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原 和雅
姫路駅前店
- 日程
- 2014年05月13日 (火)~2014年05月14日 (水)
- メンバー
- 明石大久保店 原 和雅
他1名
- 天候
- 晴天
- コースタイム
- 室堂(10分)室道山荘(宿泊)
室堂山荘(100分)一ノ越山荘(50分)雄山直下(80分)室堂
- コース状況
- 室堂~室堂山荘~一の越山荘までは明瞭なトレースと目印の竹で天候に恵まれれば迷うことはありません。一の越山荘から雄山までは、ほぼ雪が解けてしまっており、かなりガレガレで歩きにくい。落石に要注意です。アイゼンを装着するか迷いますが、山頂直下は凍っており、必携です。
- 難易度
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感想コメント
今シーズン最後の雪を楽しみに、夫婦で立山へと足をのばしました。
この時期は、天候次第で環境が変わりますが、2日間ともに最高の晴天で、快適な雪山歩きが出来ました。
GW明けだからでしょうか、室堂ターミナルは異国の団体観光客であふれかえっていますが、一歩山に入ると、ほぼスキーヤーとボーダーばかりで、登山者はほとんどみかけませんでした。
一日目は室堂からすぐの室道山荘で荷物をおろし、足慣らしのために室堂周辺を散策、時折雪を踏み抜いてしまうものの、ほぼ締まった雪の上で歩きやすいです。剣岳の勇姿を見た後、最高の夕日と月の出を堪能しました。室堂山荘では風呂にも入り、広ーい個室に2人だけ!かなり快適に過ごせました。
二日目は6時に起床し、一の越山荘から雄山を目指しました。午前中は雪が固く歩きやすい道のりを写真を撮りながら一の越までゆっくりと登りました。風があたらず、ウールの長袖Tと山シャツのみでちょうど良い気温です。一ノ越まで上がると風が当たるようになり、そのままでは寒かったのでジャケットを着用。一の越山荘前からは、槍ヶ岳などもはっきりと見えて、最高のパノラマです。
一の越から雄山を見上げると、ほぼ雪が消えており、夏道沿いに山頂まで行けるようにみえます。途中でアイゼンを装着することにしました。ここは落石や滑落など、立山の中でも事故が集中しているルートなので、一歩一歩慎重に登ります。山頂まであとひと登りという所から、雪の斜面になり、アイゼンを装着しようとしましたが、パートナーの調子があまり良くありません。頭痛がひどく足元が定まらない様子。あと少しで山頂でしたが、下りが心配されますので、ここで降りる事にしました。
一の越からは颯爽と滑り降りるスキーヤーやボーダーをしり目にシリセードとツボ足で降りました。
室堂に着いたころにはパートナーの調子もかなり回復していました。個人差もありますが、山では前日にしっかりと寝る事と水分補給、栄養補給は十分にしましょう。
今回は良い天気に恵まれ、絶好の登頂日和でしたが、パートナーの安全第一で敗退となりました。来シーズンは再度2人で挑戦したいと思います。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















