吊り橋と岩窟めぐり 星田・妙見山 / 大阪
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2014年05月23日 (金)~2014年05月23日 (金)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 星田妙見宮~20分~妙見山(143.5m)~30分~「星のブランコ」交野吊橋~30分~ピトンの小屋~15分~展望台~25分~磐船神社~40分~星田妙見宮
- コース状況
- 星田妙見宮、ほしだ園地は整備されていますので特に難しい所はありません。
磐船神社の岩窟めぐりは大変滑りやすく、濡れたり汚れたりしますのでご注意下さい。
水場:なし
WC:星田妙見宮、星田園地にあり
- 難易度
感想コメント
降星伝説で知られる星田・妙見山へ行ってみました。
出発地点は星田妙見宮(小松神社)。ここは国内で2番目に古い隕石の落下記録の残る神社で、落下時の衝撃で山の大半が吹き飛んで馬蹄形に窪んだ形状になったそうです。とりあえず参道を歩いていくと、目に付くのが珍しい北斗七星(七曜星)の神紋。弘法大師・空海が修行中に北斗七星から隕石が降ってきた伝説に由来するとの事。
急な階段を登って行くと、あっという間に拝殿に到着。拝殿の裏には「織女石」と呼ばれる磐座が鎮座していました。少し山道を進み、左手に上がったところが妙見山の山頂。展望はなし。三角点はありました。裏参道を下り、住宅街を抜け、川沿いの道を進んで行くと山道になります。その先が「ほしだ園地」。
まずは「星のブランコ」交野吊橋へ。全長260mの吊り橋ですが、頑丈に出来ているので全く揺れませんでした。天孫降臨伝説のある哮が峰の山頂はすぐ近くのようでしたが、「通行止め」のロープがあったので行くのは断念。一旦下ってクライミングウォールと、ピトンの小屋のある広場へ。下から見上げると、哮が峰の岩壁が威圧感たっぷりでした。再び山道を登って展望台へ。ここからは吊り橋と京都方面が眺望できます。管理道を下って磐船神社へ行く途中、内部に三角形の空間がある岩場がありました。内側の前傾壁を登った人がいるのか、残置の支点が残されていました。
磐船神社に到着すると、社務所で荷物を預かってもらって「岩窟めぐり」に挑戦してみました。所要時間約20分。巨岩の積み重なった所の地下に降り、狭い場所で岩をよじ登ったり下ったり所々で暗闇だったりする所は手探りで進むのですが、奥に滝があったり地下水路の上の丸太橋を渡ったり、岩の隙間を滑り降りたりするので、結構スリリングです。最後は天の岩戸にたどり着くのですが、日本神話の世界が凝縮されているようで興味深い所でした。
磐船神社の岩窟めぐりは年齢制限がありますが、星田妙見宮、ほしだ園地はファミリー登山にオススメです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。