信仰の山・南木曽岳1679m(長野県・木曽)・蘭(あららぎ)コース

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年06月17日 (火)~
メンバー
天候
うす曇り
コースタイム
避難小屋下の駐車場(45)分岐点(35)高野槇(60)山頂(20)山頂避難小屋(20)魔利支天大神(110)駐車場
コース状況
整備はされているが、急登。特に下りのルートは傾斜のきついのが長く続きハードでした。
難易度
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感想コメント

南木曽岳は、御嶽山・木曽駒ヶ岳とともに『木曽三岳』のひとつとされる信仰の山で、江戸時代は幕府の直轄地とされ木曽五木(檜、サワラ、アスナロ、ネズコ、高野槇)の伐採が禁止されたため美しい原生林が現代まで残ったそうです。

また、古来から人とのかかわりが多い山で、中岐蘇岳・奈岐蘇岳・泣きびそ岳等の別称も多い山です。


今回のルートは蘭(あららぎ)から登るコースで南木曾岳に登る最短コースです。
駐車場からすぐの林道ゲートを右手に入って、自然探索の遊歩道を歩きます。程よく体が温まった頃下山道との分岐に着きます。
このコースの特徴は登りと下りがはっきり分けられていることです。急なルートなのですれ違いを気にすることもなく歩けるのがいいです。逆コースでは登らないでください。

左のコースを行くと金時の洞窟、喉の滝を過ぎ鎖場やはしごの道となりますが整備されているので案外平気です。
高野槇の巨木をの林を抜けてイワカガミの群生地を通り、桟橋のある尾根の岩場を越えると山頂です。山頂は展望が無いのでさっさとスルーします。
先の避難小屋付近は展望がばっちりです。ここでの昼食が良いと思います。

下山道の標識に沿って下るんですが、これがなかなか手ごわい!急勾配の斜面につけられた階段、はしご鎖がこれでもかっ!というぐらい出てきます。登山コースが周回になっている意味が良くわかります。
傾斜が緩くなると分岐が近く、あとはクールダウン気味の駐車場まで歩いて終了。

最後に旧中山道の宿場・妻籠宿でお蕎麦を食べて名古屋に戻りました。
今回も楽しい登山が出来て最高でした。

南木曽岳・・気の抜けない山でした。また、行こうと思います。

フォトギャラリー

国道19号線賤母(しずも)の道の駅からの南木曽岳

駐車場。この上にも駐車場がありそちらにはトイレと避難小屋があります。

ゲートの右が登山口。

ヤマアジサイ。

登山道と下山道の分岐。必ず左へ進んでくだささい。

要所要所に橋や階段、鎖が設置されています。

木々の間からの恵那山。

高野槇。秋篠宮家のご長男、悠仁親王殿下のお印に選ばれています。

その高野槇で作ったベンチ。

岩場を巻くように作られた桟橋。

山頂の石碑。

今回はちょっと遅かったですがイワカガミの群生もあります。

ピンクのシャクナゲもちょっと遅かった!

展望台からの中央アルプス。

同じく、御嶽山。

途中の岩場から見下ろして・・・

魔利支天大神。

鳥が埋まってるかと思った!

花崗岩の山なので風化してどことなく御在所山のようです。

帰りに立ち寄った、妻籠宿。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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