白山(石川県白山市)

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年07月09日 (水)~2014年07月10日 (木)
メンバー
天候
1日目晴れのち雨、2日目雨
コースタイム
1日目 別当出合→(砂防新道:60分)→中飯場→(90分)→甚之助避難小屋→(55分)→黒ボコ岩→(25分)→室堂

2日目 室堂→(観光新道:150分)→別当出合
コース状況
砂防新道はとても整備されていて、ほぼ階段が作られています。中飯場や甚之助避難小屋でトイレが利用できます。甚之助避難小屋はまだ新しくとても快適です。黒ボコ岩手前で2回雪渓を渡りますが、踏み跡もしっかり付いているので難しくはありません。それでも1つは足を滑らせると10mは滑落しそうな箇所なので、慎重に渡って下さい。

観光新道は、観光とは名ばかりで変化のあるとても登り(下り)ごたえのある道です。私たちが下った2日目は土砂降り強風だったのでとても滑りやすく、また馬ノ背では体が少し持って行かれるほど風が強かったです。雪渓もあり、私は滑ってしまいました。最後には激下りがあり足にきます。ストックを有効活用して下さい。
難易度
Google Map

より大きな地図で 白山 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

台風が九州まで接近していて、気温が異常に上がっていました。7/1に開山したばかり、マイカー規制前のまだ静かな時に白山に行って来ました。とにかく暑い。虫がすごい。天気が心配でしたが、室堂に着くまではもってくれました。花は山一面ってほどではありませんでしたが、白山の高山植物が可愛らしく咲いていました。弥陀ヶ原に花が一面に咲いたらキレイなんだろうなあと思いました。

地下足袋に作務衣、袈裟姿の修行僧や神主さんと、登山道で出会いました。さすが信仰の山。お坊さんたちもやっぱりアンダーウェアは着てるのかなあなんて考えたりしました。

とにかく暑くてひーひー言いながら何とか室堂に到着。今夜はここの御前荘でお世話になります。小屋と言っても収容人数750人。ビッグセンターです。まだ人が多くない時期だったので、16人部屋を貸切です。他の宿泊客は団体さん30人でした。快適な部屋でおにぎりを食べたら眠くなってきて、夜ごはんまで2時間程お昼寝してしまいました。ここで寝たのが間違っていました。そのまま寝ずに山頂(見えてるし)までとっとと行っておけば、翌日土砂降りで山頂に踏めず断念して下山なんてことにはならなかったのに。。。 夜ごはんは白山の地物のものを使ったお惣菜。とても美味しく頂きました。小屋泊まりって快適だな。。。としみじみしていたら、雷と共に豪雨。あーあ。

翌朝もし雨が止んでいたらご来光を山頂で見ようなんて浅はかな希望を持って就寝。朝方起きたら真っ白でした。朝ごはんを頂いてまた二度寝。素直に山頂は諦め、下山することにしました。笑っちゃうくらいの土砂降り。ひたすら下って行きました。残念で仕方ないです。

下山して白山温泉の永井旅館へ。ここはとっても良かったです。木造の雰囲気のある旅館。風呂釜が2層ありました。ここでスッキリして、途中の蕎麦屋さんでお昼ごはん。目の前の景色が山でとっても良いところでした。

山頂には行けなかったけど、楽しかったですー。

フォトギャラリー

コイワカガミ

出発時はド快晴

ヤグルマソウ

クモマニガナ?

サンコヨウ

立派な甚之助避難小屋

ミヤマキンポウゲ

トラバースのステップは刻んであります

結構な高度あります

延命水

黒ボコ岩

弥陀ヶ原 花満開の時期はまだ先

室堂

山頂見えてます でも登らなかったという後悔

馬ノ背 暴風雨です

ニッコウキスゲ

白山温泉 最高

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部