岩と触れ合おう!~毛無山・十二ヶ岳~(山梨県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年08月06日 (水)~2014年08月06日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れ(風強め)
- コースタイム
- 文化洞トンネル(毛無山登山口)→(80分)→毛無山山頂→(55分)→十一ヶ岳→(30分)→十二ヶ岳山頂→(70分)→桑留尾(十二ヶ岳登山口) ※休憩含まず
- コース状況
- 毛無山登山口~毛無山・・・登山口が解りづらく、樹林帯の急登
毛無山~十二ヶ岳・・・ロープ多し。また、時折長いが、岩にホールドが多いので注意すれば問題無い
十二ヶ岳~十二ヶ岳登山口・・・樹林帯の急坂。日が当たりづらいのか、湿った土が滑る
- 難易度
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感想コメント
岩に触りたくなったので、近郊でそれが可能な場所として白羽の矢を立てた。前の岩殿山が呼び水になったのかも知れない。
文化洞トンネルまで、富士山駅からバスで行く。降りてトンネルを戻り、右手の駐車スペースで準備をする。西湖からの風があって気温も高くないので爽やかである。何故かカミキリ虫に追われるのだが、飛行形態が*というような格好で結構なプレッシャーを放つ。
カミキリに追われて登山口へ。文化洞トンネルの真上を通り、いきなり樹林帯の急登へ突入。始発バスに乗り込んだだけはあって、コンディションは実に素晴らしい。しかし息が上がる。何回呼吸を整えたか・・。前の晩に興奮して眠れなかったのがイタかったなぁ。
山頂付近になると樹林帯を飛び出して、カヤトの斜面になる。ひ、日差しがっ!!
そして山頂に到着。誰も居ないし、来る気配も無い。一人占めである。でも結構辛かった。日影を探して、少し長めに休憩。この時、「風呂に入りたい」とか思ってしまった。
あべし!精神にダメージを負った。早くも下りたくなってくる。
いかん。まだこれはコース料理で言う所の食前酒。副菜や本菜もまだなのに。
変な気を起こさないうちに次へ進む。毛無山からすぐに一ヶ岳だ。樹林帯の稜線を練り歩き、四ヶ岳を過ぎた辺りからロープの割合が増えて来る。これは言わば副菜ですな。
そして十一ヶ岳を過ぎると、本菜つまりはメインディッシュのお目見えである。長いロープの下り。一見大変そうだが、ホールドとステップが意外にあるので、なるべくロープは使わずに行ってみた。下りきった所が名物の吊り橋だ。上下左右前後に揺れるという、揺れない方向は無いと思しきこの吊り橋は、渡りきった時に注意だ。弾むのである。擬音で言うと、「ボヨン」。油断すると、ケツか膝裏辺りを叩かれそう。
そして、長い登りのロープ。本当に長い。終わったと思ったらまた出て来る。そんなことを数回繰り返して、桑留尾への分岐を過ぎ、漸く十二ヶ岳山頂へ到着。やはり誰も居ない。思ったよりも体力を使ったなぁ・・。
あべし!また精神にダメージを負った。桑留尾に下れば温泉があるとか思ってしまった。
軽食を取り、富士山を眺めていると、精進湖の方から黒くてイヤな雲が出てきた。鬼ヶ岳へ行っても眺望無さそうだなぁ。
あべし!精神に致命的なダメージを負った。本当は鬼ヶ岳を経て鍵掛け峠へ下るプランだったが、眺望無さそうなら今回は止めてしまおう。いちおう、Bプランとして考えていたので、下山先の桑留尾の情報もちゃんとあった。
ということで、桑留尾へ。ここがまた急な下りで、しかも滑る。勢いついたら殺すのに一苦労な急坂であった。しかしそれも沢を渡るまで。渡った後は歩きやすい道になった。黙々と歩いて、桑留尾へは気付いたら着いていた。
岩に触れたくて企画したが、今回は十二ヶ岳までだった。次は秋にでも、鬼ヶ岳へ向かったみたいと思う。
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