貫山~日本有数のカルスト大地 平尾台(福岡県)
- 投稿者
- 酒井 留奈
- 日程
- 2014年08月13日 (水)~
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 吹上峠駐車場<35分>大平山<30分>四方台<22分>貫山<40分>中峠<15分>茶ヶ床園地<30分>吹上峠駐車場
- コース状況
- 登山道が粘土質のようになっていてさらにコケも付いておりかなり滑りやすい感じです。
足元は草が生い茂っていいるところもあるので雨の後やパンツの裾を汚したくない時はスパッツの装着をオススメします。
日蔭がないので日焼け対策、熱中症対策はしっかりと。
- 難易度
感想コメント
日本有数のカルスト台地平尾台からその先の貫山へ行ってきました。
吹上峠からスタートしたのですが、登山口がすぐにみつけられず、、、あやうくおかしな農道に入ってしまうところでした。駐車場より少し戻る感じで登山口があります。
登ってすぐからノヒメユリがそこかしこに咲いているのが見られました。大平山まで急な登りが続きます。カルスト台地だけあって石灰岩がそこかしこに見えてきました。よく見るといろんな形をしていて面白いですよ。大平山の先の分岐で中峠方面へ。真っすぐ四方台へも行けますがガイドブックには少し遠回りでもこのコースが眺めもよくオススメと書いてあったので。中峠までは緩やかな下り。少し行くと有名な羊群原が見え始めました。ふと振り返ると山肌の石灰岩がホント羊の群れのようです。途中に休憩用のベンチ&テーブルなどもありこの景色を眺めながらゆっくり休憩するのもいいかもしれません。
と、調子よく歩を進めていたら登山道がどんどん草に埋もれていきました。ん???確認するとどうやら中峠の手前のショートカットする別ルートに入ってしまっていたようです。また間違ってしまった、、、(汗)合流できるようなのでこのまま進みます。脇道なので通る人も少なく草ぼうぼうなんですね。
無事合流地点に着くとそこにはケルンがありました。合流後少し登ると四方台です。大平山から遠回りせず直進するとここで合流することになります。さぁ、あとひと登り。が、このひと登りが核心でした。ほどほどの傾斜な上になんと登山道が粘土質になっていて滑る滑る。所々コケまで付いていてかなり慎重に歩きました。なのにあとちょっとのところでつまづき、ザックのサイドポケットに入れていた水筒が落ち、止まってくれるはずもなくコロコロ、、、どこまでいっちゃうのー(泣)水筒を救出しに戻りまたこの滑る道をひと登り。ようやく山頂に到着です。山頂はほど良い広さと北九州市街や周防灘、響灘などの展望を楽しめます。今日は若干霞んでいましたが。ここでしばしの休憩。
下りは中峠を通り茶ヶ床園地へ。やはり登山道がかなり滑りやすく気を付けて歩きました。茶ヶ床園地から遊歩道を吹上峠へと戻ったのですがこの遊歩道がまたまた草だらけ。半袖は避け足元にはスパッツを巻いておくと汚れないと思います。途中ドリーネという雨水や地下水によって石灰岩が溶けてできるすり鉢状の窪地を通るのですがスケールが大きすぎて“穴”という感じがわかりませんでした。
こうして無事吹上峠に戻りました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。