長者原から坊ガツルへ ~花とご馳走満喫テント泊~

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投稿者
柴田 大助
日程
2014年08月13日 (水)~2014年08月14日 (木)
メンバー
福岡パルコ店・柴田 他一名
天候
☀→☂
コースタイム
1日目
長者原ビジターセンター(100分)雨ヶ池越(70分)坊ガツルテント場
2日目
坊ガツルテント場(40分)鉾立峠(120分)中岳(30分)天狗ヶ城(30分)久住分かれ(30分)扇ヶ鼻分岐(50分)牧ノ戸峠
コース状況
鉾立峠~白口岳への急登はぬかるみが多く、荒天時は滑りやすいので注意が必要。
難易度
Google Map

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感想コメント

前回4月に坊ガツルを訪れて以来、その居心地の良さにすっかり魅了され、次に訪れるときは花と山ごはん(もちろん温泉も)をのんびり満喫したいと思っていました。今回はお盆真っ只中ということもあってか、坊ガツルのテント場は40~50張り程のテントで埋め尽くされ(と言っても坊ガツルテント場はとても広いので窮屈感は全くなし)、子供連れのファミリーが多く、賑やかな雰囲気でした。長者原(ちょうじゃばる)の登山口から坊ガツルまで取り立てて大きな起伏もなく、コースタイムで約2時間弱というお手軽さも人気の一因でしょう。

長者原の登山口を出発したのは丁度正午くらい。歩き始めてすぐにタデ原湿原(たでわらしつげん)の散策路でヒゴタイを発見し、足が止まります。その後もミズヒキ、ヤマアジサイなどが次々と僕の歩みを妨げます。雨ヶ池越に着くと今回楽しみにしていたマツムシソウ、サイヨウシャジンが続いて登場。勿論ここでも足が止まります。結局坊ガツルのテント場に着いたのは午後4時前でした。
まずテントを張り終えると、温泉は食後のお楽しみにしておいて、早速晩ごはんの仕度。メインのパエリアは大きめのフライパンと「尾西の白飯」や、常温保存可能でそのまま使えるアサリの真空パック(スーパーで手に入ります)などを使い、意外と簡単に作れます。ウインナーを焼く時は枝豆などをつまみながら、弱火でじっくり焼と良いでしょう。
2日目の天気予報は良くなかったのですが、朝は思いのほか良く予定どおり鉾立峠経由で中岳・久住山方面に向かいました。鉾立峠から白口岳への登りは、急登のうえ土が滑りやすく時間がかかりました。雨が降るとさらに悪くなりそうです。中岳山頂では三俣山や久住山が時折顔を覗かせましたが、その後天気が急変した為、星生山・久住山には寄らず、牧ノ戸峠までまっすぐ下りました。牧ノ戸~長者原も歩く予定でしたが、雨が強かったので15時30分牧ノ戸峠発のバスで長者原まで戻りました。

帰りの温泉は星生温泉、山恵の湯へ。いろいろな泉質のお湯が楽しめる贅沢な温泉です。

フォトギャラリー

今回のお目当て マツムシソウ

出発地点のタデ原湿原(たでわらしつげん)

九重・阿蘇を代表する草原の花 ヒゴタイ

紅白の小さな花が連なる ミズヒキ

ヤマアジサイ

イソギンチャク?はたまたピエロ? ヤマホトトギスです

花弁の中の脈が特徴 イヨフウロ

雨ヶ池に到着

マツムシソウ&ミツバチ

もう一つのお目当て サイヨウシャジン

線香花火の様な可愛い花 シモツケソウ

坊ガツルテント場へ到着

パリパリウインナーにはビールですね

山でパエリアという贅沢 これ意外とお手軽にできます!

少し硫黄臭のある良いお湯です

坊ガツル 夜明けの月

大好きな日の出前のきれいな時間帯

パンも軽く焼くだけでサクッとおいしく あんこのふんわり感と相性バツグン!

九州本土最高峰・中岳と御池

扇ヶ鼻分岐から牧ノ戸峠へはこんな状態でした

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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