日本一美しい虫を求めて古処山へ。

前々日、大名とパルコのスタッフで飲みに行った際
「８月の花はオオキツネノカミソリですよね？じゃ９月は？」
「９月はあれだ虫！虫！」
「虫にあまり興味は・・・」と答えたのですが写真を見て俄然興味がわいたので虫探しを兼ねて古処山に行って参りました。

５合目駐車場から行けば１時間程で山頂に付く山ですが駐車場がわからず結局１合目から（笑）
しかし、取り付きから登って正解でした。
石像、仏像、沢筋の道を登って行く古処山は雰囲気満点。
途中徒渉もありますし、湧き水が沢に流れ落ちている所もあり防水登山靴は必須です。
山頂は眺望も良く天気も最高で、雨が続いた８月の天気を取り返す様な爽やかさでした。
目的のニシキキンカメムシは「日本で一番美麗なカメムシ」といわれるだけあって大変美しい虫でした。（この状態が終齢幼虫でもう一度脱皮するとカメムシらしいルックスになります）

生息場所も限られている上希少な昆虫なので撮影出来て大変満足な山行でした。

帰路は筑前の小京都と言われる秋月を観光出来ますし、甘木の街並も素晴らしい景観です。
アルプスも素晴らしいですが山と街と海が近く、歴史的建造物等も同時に楽しめる九州の山は本当に素敵です。

関東在住の皆さんも屋久島だけではなく機会があれば。九重や九州の低山に是非足を運んでください。
２−３０００m級の山のピークを踏む達成感とは別の何かを感じて頂けると思います。