白尾山(籾井城)~安口城 / 丹波篠山
- 投稿者
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上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年12月05日 (木)~2019年12月05日 (木)
- メンバー
- グランフロント大阪店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 国鉄・福住駅跡~10分~禅昌寺・登山口~25分~白尾山・籾井城(390m)~20分~本明谷・登山口~10分~安口西砦・登山口~10分~安口西砦~40分~安口城~10分~安口城・登山口~20分~国鉄・福住駅跡
- コース状況
- 尾根伝いに安口西砦から安口城ルートは道が不明慮で、読図能力が必要です。
水場:なし
WC:なし
- 難易度
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感想コメント
兵庫県丹波篠山市にある白尾山(籾井城)へ行ってみました。
江戸時代に宿場町のあった福住宿から出発。国鉄・福住駅跡を経由して、まずは籾井城へ。籾井城は天正4年(1576)織田信長の命による明智光秀の丹波侵攻の際に、丹波の青鬼として知られた籾井教業が拠点として戦ったと城だと言われており、八上城の波多野氏らの援軍を得た事で明智勢の撃退に成功しています。しかし天正5年(1577)の再侵攻の際には落城し、後に子孫がこの時の戦を描いた軍記『籾井家日記』を書き残しています。
禅昌寺の横にある登山口から入山。最初から急な登りの山道を登って行くと、東屋がありその裏に、忠魂碑と大砲が設置されていました。そのまま登って行くと幾つか曲輪があり、主郭のある山頂に到着。気温4度で結構寒い。山頂には「籾城公園」の石碑があるのみで、樹間から少しだけ展望がありました。
城の北に行くと曲輪があり土橋も残っています。南東の尾根に下って行き堀切を渡って、本明谷方面へ。一旦下山すると、少し歩いて籾井城の前哨拠点であった安口西砦と安口城へ。安口西砦は二重堀切が見所です。そのまま尾根伝いに安口城に向かったものの、道が途切れがちで読図能力が肝心でした。安口城には高低差5~6mの急峻な堀切があり、400年以上経った今でも通過困難な作りになっています。帰路は虎口から下山しました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。