東北のアルプス?!飯豊連峰縦走(梶川尾根~大日杉小屋)

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投稿者
小室 千可
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日程
2014年09月25日 (木)~2014年09月27日 (土)
メンバー
天候
1日目大雨、2日目3日目快晴
コースタイム
1日目
飯豊山荘(7:20発)湯沢(9:00)五郎清水(10:50)梶川峰(12:15)分岐(13:05)門内小屋(14:00着)

2日目
門内小屋(7:35発)門内岳(7:40)北股岳(8:30)梅花木小屋(9:10)梅花木岳(10:00)御手洗ノ池(11:25)御西小屋(13:00)飯豊山(15:30)本山小屋(16:00着)

3日目
本山小屋(6:30発)切合小屋(8:00)地蔵岳(10:50)御田の杉(11:50)大日杉小屋(12:30到着)

おつかれさまでした!
コース状況
登山道は比較的整備されているが、3日目の下山は藪こぎ、岩場、ヤセ尾根、鎖場、木の根・・・など、危いかも、と感じる箇所多数あり。
全体的に長丁場だが、登山道が不明瞭なところは3日目の切合小屋から先の一部以外なかったように思う。

水の確保については、大体が沢を50m以上降りるが概ね水量は豊富でキレイな水だった。
唯一、梅花皮小屋の水場は今回のルートでは小屋からほとんど歩くことのない場所にあり、透明度の高さに驚いた。水量も豊富で申し分ない。比べて、門内小屋の水場は小屋手前で渡渉する小さな川なのだが、地図上には「秋は清水」とあるが落ち葉の色がうつって黄ばみがある。沸かせば問題なく飲めるが、手前の五郎清水からがんばって運ぶのがオススメ。

ほとんどの山小屋では9月に入ると管理人さんは不在、10月中旬くらいまでは土日祝のみ駐在している様子だった。そのため、家に装備を忘れても調達する手段が皆無に等しいので注意が必要。(今回は御西小屋のみ管理人さんがいた。)
難易度
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感想コメント

仕事終わりに都内から夜行バスで山形県へ向かいました。
赤湯温泉でバスを下車し、待機していた父と車で飯豊温泉へ。
台風が温帯低気圧に変わった直後だったため、1日目は大雨。飯豊山荘の広い軒下をお借りして雨具一式を装着しました。
(余談ですが、3日間のうち登山バッヂは飯豊山荘でしかみかけませんでした。購入希望の方は、見かけたところで購入しておいたほうが間違いありません。)
穏やかな飯豊山荘のご主人に、このまえ滑落遭難事故がおきたばかりだから気をつけて!と見送られながら登山届を登山口で提出して、いざ出発!!が、登山口から数歩すすんだだけで目の前には大きな岩や木の根っこだらけの急な登山道が出迎えてくれました。(長さを調整したばかりのポールを2歩目でさっそくしまいます。)

2、3日目は快晴に恵まれ気持ちよく稜線上の空中散歩を楽しむことができました!
今回は時間が足りず、飯豊連峰最高峰の大日岳には立ち寄れませんでしたが、もう1日あったら御西小屋に泊まりザックをデポして稜線歩きを堪能できますよ♪(小屋から片道2時間程度)


交通の便が非常に悪いので、季節運航の路線バスなど気をつけてください。
携帯電話の電波は、要所々はいりましたが不安定です。(ドコモの場合)

大宮店 小室千可

フォトギャラリー

装備を整え

梶川尾根からいざ出発!

五郎清水で水汲み

雨がやまない・・・

門内小屋がみえてきた

ようやく晴れた2日目!

紅葉がきれい

梅花皮小屋

水がおいしい!

大日岳を横目に稜線歩き

気持ちいい~

石転び沢を見下ろす

山頂!!

本山小屋からみた日の出(磐梯山もみえた)

短いがところどころ岩

またくるよ!!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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