谷川岳で雪洞泊

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年03月03日 (月)~2014年03月04日 (火)
メンバー
天候
1日目、雪 2日目、晴れ
コースタイム
1日目:ロープウェイ天神平駅-(100分)-熊穴沢避難小屋 雪洞泊
2日目:熊穴沢避難小屋-(70分)-肩の小屋-(10分)-トマの耳-(10分)-オキの耳-(10分)-肩の小屋-(30分)-熊穴沢避難小屋-(60分)-天神平駅
コース状況
朝方や降雪の際はなかなかよかったですが晴れるとザラメで歩きづらかったです。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

天神平ロープウェーからはスキー場右脇の登山道から登ります。
ここから天神峠周辺まではトレースはありますが急坂なので
ツルツル滑ります。登りはキックステップとフラットフッティングを
駆使して登りますが最初からアイゼンを付けてもよいでしょう。
夏道を使って熊穴沢避難小屋まで向かいますがGPSを使ったおかげで
安全にたどり着くことができました。
また、稜線上は雪庇があるので踏み抜きに気をつけて歩きましょう。
天神峠〜熊穴沢小屋間には多くの雪洞後がありました。
雪洞は体力と時間の勝負ですが、体温のコントロールも必要です。
雪洞ができたら中に入ってすぐにドライなアンダーに着替え、
温かい飲み物を飲んで体を休めるとよいでしょう。
ちなみに夕食はスタッフの方にこしらえて頂いたカレー鍋を
美味しく頂きました。
熊穴沢小屋からは12本爪のアイゼン着用とピッケルを使いました。
肩の小屋までは地味な登りが登りが続きますが
快晴ですと見晴らしも良いので疲れが吹き飛びます。
肩の小屋からトマの耳までは問題なくたどり着けますが
トマからオキまでは急傾斜がありますので、ゆっくり、慎重に登りましょう。
下りは天神峠まではシリセードでラクラク下山。
その後は気温が上がってアイゼンに雪玉ができやすかったです。

フォトギャラリー

二日目は快晴!

1日目の天神平周辺、ちょっと吹雪いてました。

どなたかが作ったもの。

熊穴沢小屋下で、雪洞作り開始!

4~5時間ほどで5人分の部屋がやっと完成。。

入り口はこんな感じに。

寒さと疲れで知らぬうちに寝てしまい、次の日の朝。

真っ青な空。きもちが良い。

絶景続きです。

エビの尻尾。肩の小屋近くの分岐。

肩の小屋。

トマの耳!

急な下りも何のその。

半分埋まったオキの耳。

ピッケルもバリバリです。

ちなみにこれは2013年10月。左下は肩の小屋で・・・⇒

冬にはこんな感じになるのですね。

下山開始、登り始める方々とすれ違い。

広い道で、ラクラクシリセード。

なっちゃん作、雪洞横のトイレ。お疲れ様でした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部