表銀座縦走 燕岳~槍ヶ岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年08月17日 (日)~2014年08月19日 (火)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 8/17 中房温泉燕岳登山口→(170分)→合戦小屋→(120分)→燕山荘→(45分)→大下りの頭→(120分)→大天荘⇔(10分)⇔大天井岳山頂
8/18 大天荘→(60分)→ビックリ平→(90分)→ヒュッテ西岳→(60分)→水俣乗越→(80分)→ヒュッテ大槍→(60分)→槍ヶ岳山荘⇔(20分)⇔槍ヶ岳山頂
8/19槍ヶ岳山荘→(85分)→天狗原分岐→(120分)→槍沢ロッヂ→(60分)→横尾山荘→(40分)→徳沢→(35分)→明神館→(45分)→上高地
- コース状況
- 西岳から先の東鎌尾根は急登、梯子や鎖場があり、悪天時は特に浮石落石に注意しながら慎重に進んで下さい。槍ヶ岳山頂も三点支持を意識し、焦らずゆっくり進みましょう。自分の身は自分で守るという意識で、ヘルメットやハーネス(簡易チェストハーネス)などの着用が望ましいです。アップダウンが激しく長時間の行動ですので、自分の体力に見合った無理のない工程で計画して下さい。ルート上山小屋はいくつもあります。
- 難易度
感想コメント
自分にとってはチャレンジな山行がしたくて計画しました。天候はやはりよろしくない中、北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根からスタートしました。気温がそんなに低くなく、雨でレインウェアを着ての行動は本当に体力を消耗しました。大量の汗はかくけれど、立ち止まると汗で体が冷える。そういった状況下では、蒸れの少ないGORE-TEXのレインウェアや、速乾性の良いアンダーウェアとベースレイヤーが大きな差の出るポイントだと痛感しました。
雷も鳴っていて不安でしたが、大天荘に着く頃にようやく雨が上がり、槍ヶ岳や常念岳が姿を見せてくれました。夕日で空がピンク色に染まりました。その時はもうすっかり晴れに変わったと思ったけれど、夜には相当な強風でテントが大きくバタつきました。翌朝も雨でした。大天荘のトイレはとてもキレイでした。水は1L200円です。
翌日ビックリ平に着く頃から晴れて行きました。素晴らしい景色の稜線歩きです。西岳までは比較的歩きやすいです。ヒュッテ西岳で牛乳を飲むとパワー復活。しかしその後の東鎌尾根はちょっと心が折れました。荷物が重いと急登で足が上がらない。。。無駄に時間が掛かってしまいました。フラフラで何とか槍ヶ岳山荘に到着。ガスって展望は拝めませんでしたが、天候がもってくれたのでその日のうちに槍ヶ岳山頂を踏んでおいて正解でした。夜はまたとんでもない強風でテントはバタバタ。結露の水滴がバンバン顔に落ちて来ました。翌日午前まで雨が降り続きました。
槍ヶ岳山荘は水場と言ったものはなく、トイレに洗面台などもありませんので、おとな女子登山部のW洗顔シートは本当に良かったです。すっきりさっぱり。またファイントラックのポリゴンシールドにドイターアストロ-2の寝袋を用意していましたが、暑かったので防寒着を着ずにクラフトの冬用アンダーウェアだけでぐっすり眠ることが出来ました。
最終日はひたすら上高地に向かって下り。下りも結構行動時間が長いので疲れました。楽しかったですー。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。