天空の楽園 苗場山☆ 秘境・秋山郷へ下る
- 投稿者
-
池袋店 丸茂 甲太
東武宇都宮店
- 日程
- 2010年07月29日 (木)~2010年07月30日 (金)
- メンバー
- 池袋店 丸茂 甲太
- 天候
- 1日目 雨 2日目 晴れ
- コースタイム
- 1日目:[越後湯沢駅・・(タクシー)・・和田小屋]
和田小屋-下ノ芝-小松原分岐-神楽ヶ峰-山頂(苗場山自然体験交流センターで1泊) 約3時間40分
2日目:苗場山自然体験交流センター-赤倉山分岐-坪場-三合目-小赤沢(秋山郷) 約4時間
[小赤沢バス停・・(南越後観光バス)・・津南役場前〈乗り換え〉・・(同バス)・・越後湯沢駅]
- コース状況
- 和田小屋~下ノ芝
なだらかな上り。石がゴロゴロしている道が続く。
下ノ芝~小松原分岐
中ノ芝付近は木製の階段を登る。そこには休憩できるベンチあり。
小松原分岐~神楽ヶ峰
上り坂はゆるやかになる。途中大きな岩がある。
神楽ヶ峰~山頂
神楽ヶ峰から約10分下ると雷清水という水場がある。そこからもう少し下って鞍部に降り立つとお花畑が広がる。ここから今コース一番の急坂を登る。登りきると山頂湿原の端に出る。
苗場山自然体験交流センター~赤倉山分岐
木道がずっと続く。広がる山頂台地を眺めながら下る。
赤倉山分岐~坪場
途中岩がゴロゴロしている樹林帯あり。
坪場~三合目
坪場から急な下りが始まる。後半はなだらかな下り。六合目と小広く開けている四合目に水場あり。
三合目~小赤沢
三合目にある広い駐車場から再び登山道に入り下っていく。沢を渡る箇所あり。歩いている人が少ないのか道に草が生い茂っている。車道に出たら道なりに下っていけば到着する。
感想コメント
今回の登山は苗場山です。苗場山といえば広大な山頂湿原が有名で、そこに池塘が千個以上あると言われています。登山コースは新潟側の登山口、和田小屋から出発して山頂で1泊、次の日に長野側の登山口である秋山郷へ下る小赤沢コースを選択しました。
天気が1日目は雨と強風でした。苗場山の山頂は台地上のため吹きさらしで木道歩いていて吹き飛ばされるかと思いました(-_-;)小屋ではゴロゴロしていました。みなさん昼寝です。ゴロゴロするより他無いのでずっとゴロゴロしていました。苗場山自然体験交流センターは1階と2階があって、150人の定員に32人の宿泊客だけだったためゆったりとくつろげて良かったです。
2日目の朝4時過ぎ、起きてみると外から雨の音も風の音も聞こえません。外へ出てみると太陽が昇ってきました!ついに苗場山の山頂湿原がその姿を現しました。台地上の山頂部にどこまでも広がる池塘の景色、来て良かったと思う瞬間です(^0^)v
まさに「果報は寝て待て」です(笑)。苦労して登った甲斐あったな~。
苗場山は山頂が湿原のため虫が非常に多いです。防虫スプレーは必須アイテムです。
(そんな時に、好日山荘池袋店で買った『ハッカ油スプレー』が大活躍してくれました)
秋山郷へ下る小赤沢コースはすべりやすいので注意が必要です。秘境・秋山郷は今まで行ったことのある山あいの村の中でも一番の山の中。「秋山郷、すごい場所にあるな」と思いました。地元の方が「秋山郷は紅葉がきれいだよ」と教えてくれました。秋の苗場山も良さそうです。
【周辺おすすめ情報】
〈温泉〉小赤沢温泉 楽養館
小赤沢バス停から約10分の所にある日帰り温泉。赤褐色の湯はほどよい熱さで、体の疲れを癒してくれます。周りの山々の景色も気に入りました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。