八ヶ岳 裏同心ルンゼで登攀練習
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年12月03日 (水)~2014年12月03日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 美濃戸口→(150分)→赤岳鉱泉→(30分)→裏同心ルンゼF1
裏同心ルンゼF1→(30分)→赤岳鉱泉(120分)→美濃戸口
- コース状況
- 美濃戸口から赤岳山荘までは、一部凍結箇所があって車で上がることが出来ず引き返しました。北沢ルートから山道になります。雪はまだ少なく、凍った表面にうっすら新雪が付いている箇所が多くとても滑りやすいです。
- 難易度
感想コメント
アイスクライミングの初心者向け好ルート裏同心ルンゼに、アルパインクライマーのお二人に指導頂きながら挑戦して来ました。登れないと気まずいなあとプレッシャーを密かに感じていたので、何とかF2まで登ることが出来て嬉しかったです。バイルはBlack Diamondコブラを拝借し、利き手の右手は何となく氷に決まる感覚を掴めましたが、左手はどうもうまく決まりませんでした。アイゼンは縦走用の平爪で、足で立つにはなかなか苦労しました。今回は練習だったので何とか過ごしましたが、しっかりアイスをやるには自分が使いこなせるギア選びが重要ですね。
赤岳鉱泉の入口にある温度計で、9時の時点で-10℃を示していましたが、体感はもっと寒い!!心が完全に折れていました。上の方は風が強く、吹雪いているようでした。ヤッケの上から常時撥水ダウンジャケットを着ていました。寒さに苦手な方は、外側に着られるダウンジャケットがあった方が良いです。手や足の感覚もビレイ中や登攀してる最中ですらも痺れてきて、血流が良くなるように常に動かしていましたが、とにかく寒かった。。。手袋の中にもホッカイロを入れていました。オーバーパンツとバラクラバ、それから日帰りでもあったかいスープを飲んだりするのにコンロがあると全然違うと思います。
アイスの懸垂下降も初めて。60mのロープを2本繋いでF2を一気に下りた時は、強いハートになれました。木に付いた雪がとってもキレイで、白の世界が素晴らしかったです。楽しかったですー。
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