冬山シーズンin蓼科山(八ヶ岳)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2014年12月24日 (水)~2014年12月24日 (水)
- メンバー
- その他1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 女乃神茶屋(95)幸徳平(80)蓼科山(130)女乃神茶屋
- コース状況
- ・特に迷いやすい個所はありませんが、悪天候時は注意が必要です。
・女乃神茶屋登山口(蓼科山登山口)無料駐車場有
・お手洗いは有りません。※車で10分ほどのしらかば2in1スキー場にはあります。
・今回はアイゼンのみ使用しましたが、ワカン・ピッケル必携です。
- 難易度
感想コメント
遅ればせながら、冬山シーズンインしました(^^)/
選んだのは雪の百名山、蓼科山。
八ヶ岳の北に位置する独立峰で、その綺麗な円錐形の山容から「諏訪富士」と呼ばれています。
関西方面からは時間がかかるので、車が止められるか心配しておりましたがこの日はOK。
8時過ぎで10台ほどが駐車していました。
駐車場横の登山口からスタート。
しっかりとトレース・・・というか膝くらいまで彫り込まれています。
なんだったらこのまま登れるのでは?とも思いましたが、10分程で早々に急斜面になるので
ここでアイゼン装着。
スノーシューの跡もありますが、アイゼンの方が楽~☆
左右を白樺に囲まれた荘厳な雪道にテンションがあがります↑↑
嬉しくて必要以上に足踏み♪
緩急を繰り返しながら高度を稼ぐと、途中からモンスターが出現!!
モンスターとは何ぞや?!
一般的には樹氷と呼ばれており、樹木が完全に樹氷や雪によって覆われたものを
「アイスモンスター」とか、「スノーモンスター」と呼ぶそうです。
もとよりも一回り大きくて、今にも動き出しそうです。
最後の急坂を登り切れば、あとは山頂直下の岩場を残すのみ。
ここからもろに体に風が突き刺さるので、体感的には-10℃~-15℃位に感じます。
(今回は温度計を忘れてしまったので、正確ではありませんが。)
横着してアルパインJKTを着なかったのが災いして、めちゃくちゃ寒っ!!
しかしながら既に身を隠す場所はなく、山頂まで一気に駆け上がりました。
心臓バクバク笑
山頂は、広い岩塊の平地。乗鞍方面もくっきり見えました。
中央には蓼科神社が祀られていますが、お参りするのを忘れたのが悔やまれます。
蓼科山頂ヒュッテの陰でランチを取りましたが、持ってきたものを全て着ても
手足の感覚がなくなりそうでした。
食べることもままならないので、サーモスのスープとお菓子だけささっと口にして下山。
少し下ると嘘のように暖かいんですけどね・・・。
雪山の中では山行時間も長くなく、体力的にも技術的にもシーズンインの山としてはうってつけだと感じました。
晴天ですと、初めての方にもおすすめですよ。
■気温
登山口 8:30 -7℃
■本日の服装
上:アクティブスキン+ウール(250ウェイト)+パタゴニアR2&ナノパフ+アルパインJKT
下:アクティブスキン+オールシーズンパンツ+オーバーパンツ
グローブ:山頂まではインナー+ウィンドストッパー、山頂ではBD・ソロイスト(~-26℃対応)使用
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。