関西の雪山⑳　比良・武奈ヶ岳

武奈ヶ岳（ぶながたけ・1214ｍ）は日本200ｍ名山で、比良山系の最高峰になります。かっては比良スキー場があり、リフトがありましたが、2004年に廃止により遠い山になりました。静かな山になるも、年中、登山客がたえない山です。
武奈ヶ岳へは琵琶湖側と朽木側とあります。今回も電車ですが、前回とは逆コースで坊村15:46のバスに乗れるかというので、今度は琵琶湖側からスタートしました。こちらからは何回も行っていますが、今回は降雪後ということで、トレースの上に雪が積もり、トラバースする箇所は消えていました。しかし、坊村からのコースと違い、見覚えがあるので安心です。北比良峠～八雲ヶ原間は特に樹林帯で完全にトレースはなしで、ワカン歩行。八雲ヶ原からは旧比良スキー場のスキーコース沿いが歩きやすそうなので、そちらから。あまり埋まることなく、スムーズに分岐まで行けました。このあたり、降雪後で樹氷の世界できれいです。
分岐からはようやく先行者のトレースがあり、ワカン・スノーシューで楽に登頂。
武奈ヶ岳には予定通り昼に到着、ここからは西南稜で坊村へ。西南稜も今日は登山者が多く、トレースがあり、また雪質も恵まれ、あっという間に御殿山。ここからは前回と同じ道で下るも、雪質が前回と違い、アイゼンがベストの歩きやすさで、余裕で坊村へ下りました。前回と違い早く、下山して、リベンジ成功です。空いた時間で、坊村の喫茶店で食事をしました