冬、この一瞬 日光雲竜渓谷の氷瀑

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年02月06日 (金)~2015年02月06日 (金)
メンバー
天候
晴れのち雪のち晴れ
コースタイム
林道入り口ゲート(55分)→ 稲荷川展望台(20分)→ 洞門岩(40分)→ 雲竜渓谷入り口(40分)→ 雲竜瀑(30分)→ 雲竜渓谷入り口(75分)→林道ゲート入り口
コース状況
前日の降雪もあり、歩き始め車道は去年よりも雪が多いので、よりいっそう滑り止め、チェ-ンアイゼンがあると楽です。

雲竜渓谷までならば軽アイゼンでも可能だとは思いますが、その先のクライマックス雲竜瀑へ行く方は10~12本爪アイゼン、ピッケルなど必須です。
雲竜瀑まで行かずに、雲竜渓谷内の氷柱の中に入るならばヘルメット必須です。
氷が落ちてくる可能性も。。。

全コースにトレース踏み跡は付いています。が、コース外にも足を入れている跡が沢山あるため、後続の方はそれを追いかけて迷いやすいので地図はしっかり持っていきましょう。
難易度
Google Map
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感想コメント

自身3度目の氷瀑の雲竜渓谷 雲竜瀑へ!
1月中旬から下旬頃が見頃とよく言われますが、意外とまだまだ氷柱は見頃です。が、これからドンドンと溶け始めの時期なので頭上から氷が落ちてくることもしばしば。。。
ヘルメットなど対策もしっかりお願い致します。

東武日光駅からタクシーにて林道ゲート入り口まで約2400円。
タクシー会社によっては、随分手前の所までしか乗り入れることができないようなので、事前に確認予約をした方が確実です。
自家用車で来られる方は、駐車スペースが狭いので駐車マナーにもどうか気を付けてください。

東京から始発で東武日光駅まで行ったものの、電車が約1時間ほど遅れ、ロスタイム&晴れてたのにドンドンとガス空で雪まで降りだし、雲竜瀑までは無理だな、、、と心で呟きましたが、運良く私たちが雲竜瀑をボーッと眺めていたら晴れ間が出てきたので、このチャンスをものに最終目的の雲竜瀑まで行きました。
今年の形は去年よりも豪華な感じがしました。
何て言ったらいいんでしょう。地から花が咲くかのような沸き上がるような、豪快な氷瀑でした。
雲竜瀑、過去3回の中で一番の氷瀑成長ぶりに遭遇できたような気がして滝好きとしては満足満足。

観光地の日光に、こんな氷の世界があるなんてビックリですねぇ。

フォトギャラリー

雲竜瀑に到着時は晴れ間!

最初はまだフリース位でちょうど良い長い長い車道歩き。前日の降雪あり。

坪足よりはチェーンアイゼンや靴の滑り止めがあると長い車道歩きは快適。

稲荷川展望台。ここはスマホ電波入るので帰りのタクシー予約もすると良いでしょう。

展望台からの女峰山方面の眺め。

不安になる分岐。左は間違いの無い林道コース。右は渡渉の多い沢コース。去年も今回も右へ。

この広場でアイゼン、ヘルメット装着。

右の高巻きを行き、、、

少しルートを外した場所で冒険もして、、、

雲竜渓谷入り口到着後、お馴染み急階段登場。ここは慎重に。

雲竜渓谷へ入渓!すぐに右側の「友知らず」がお出迎え。

雑誌でも有名光景。ピーク時よりは少し小ぶりでもまだまだ氷柱健在!

ヘルメット安全装備でその氷柱の裏側からの雲竜瀑。よく見ると氷柱右側は溶けて落ちた跡が。

大スケールに圧倒され中。

目の前に見える雲竜瀑へ行きましょう。全景が見たいので。

この先でピッケルに交代。冬装備必須の狭い細い高巻きを行く。

登りきった者のみが見られる雲竜瀑!見よ!人間の小ささ!

ヘルメットなど冬装備万全で行きましょうね。雲竜瀑は去年よりも大スケール!毎年違う顔が見られる。

地から花が咲いたかのような湧き上がるかのようなこんもり感。

自然の大スケールに圧倒され林道コースで下山。去年よりも雪は深い感じでした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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