雲取手前、七ツ石

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投稿者
中村 慧至
福井北四ツ居店 店舗詳細をみる
日程
2015年01月31日 (土)~2015年02月01日 (日)
メンバー
新宿東口店 妻藤綾子
天候
晴れ
コースタイム
初日 鴨沢-0:30-小袖乗越-1:45-堂所-0:50-七ツ石小屋-0:35-七ツ石山-0:10-ブナ坂-0:40-奥多摩小屋
二日目 奥多摩小屋-0:30-ブナ坂-0:15-七ツ石山-0:25-七ツ石小屋-0:30-堂所-1:15-小袖乗越-0:20-鴨沢
コース状況
鴨沢から小袖乗越までは凍結が多く、滑る危険性あり。
堂所手前から先は、積雪直後に行ったため、ふかふかの雪。トレッキングポールがあると安定して歩ける。
難易度
Google Map
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感想コメント

降雪直後の晴天の中、歩いて参りました。
目指すは雲取山。のんびり歩きます。

奥多摩小屋でテント泊を予定しており、二人ともザックは15kg近く。少々重たいですが、相方が夕食にカレーを作ってくれるということが尋常じゃないパワーとなり、苦に感じることはなく。
たまに吹く風が木々に留まっていた雪たちを横殴りにぶつけてきたりもしましたが、ひんやり気持ちよく、これも降雪直後ならではだなぁとしみじみ。

ピッケルは要らず、アイゼンも6本爪があれば十分。トレッキングポールがあると段違いに安定します。
スノーバスケットをつけ、先ゴムは外しましょう。

七ツ石小屋まで来ると、一気に展望が開けます。チップ制のきれいなお手洗いや休憩スペースもあります。
ここで一休みしたあと、七ツ石山を目指して歩いてゆきます。稜線に出るので風が一気に強くなります。
グローブは防風性能の高いものが望ましいでしょう。

七ツ石山に着くと、一気におなかが減りまして、我慢できずにカップ麺タイムをとります。
雪を少し掘って固め、風防のように配置し、お湯を沸かします。

七ツ石山から奥多摩小屋までは、少し標高を下げるので、風も穏やか、歩きやすいです。

奥多摩小屋は、小屋自体は宿泊するところではないらしく、小屋泊をしたい方は雲取小屋までもうひと踏ん張りです。
テン場には他にも5張ほどありました。
水場は、小屋から5分程下ったところにあります。が、ちょろちょろですので、テント泊の方は多目に水のご用意を。
待ち焦がれたカレーです。ごはんは僕が炊きました。焦がしました。ごめんなさい。しかしうまかったです。相方に感謝です。

翌朝です。
朝ごはんは、昨晩のカレーにだし汁を足し、カレーうどんに。贅沢。無限に食べられそうでした。

天候は、夜中からひどく吹き荒ぶ風が止む気配がない午前5時。もう少し待ってはみましたがやむなく撤退の決意。
風が少し弱まったタイミングを見計らって、帰りの途に就きます。

もう一度七ツ石山の頂上を踏みます。

その後徐々に下って行くと、まあ凍結の多い事。アイゼンとポール様様です。
最後の最後までアイゼンはつけておいていいでしょう。

無事に下山したら、奥多摩駅から徒歩10分のもえぎの湯に直行です。
お疲れ様でした。

また近いうちにテント泊したいですね。使いたい道具も出てきたことだし。

フォトギャラリー

味のある風貌が素敵

鴨沢降りて、こちらから。

日が当ってぐずっております。

一度車道に出ます。

ここからが本番。

堂所。木と風に雪を降らされ、休憩断念。

分岐。右へ。

ふー。七ツ石小屋。

小屋からしばらく急登。そしてなだらかに。

お昼ー!七ツ頂上で我慢の限界。

吹き晒すので休憩おすすめでないです(笑)

1人でくねる粋なツリー。

景色のよい道をのんびり歩くと到着。幕営。

翌朝。風強い!あ、富士山!

積もった雪が解け、こうなります。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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