千畳敷から三ノ沢岳~宝剣岳~木曽駒ヶ岳

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投稿者
柴田 大助
日程
2011年08月02日 (火)~2011年08月03日 (水)
メンバー
川西店・柴田 他一名
天候
ガス時々雨一時晴れ
コースタイム
一日目  千畳敷(8:00)~極楽平(8:50)~三ノ沢岳(11:15)~宝剣岳(14:30)~駒ケ岳頂上山荘(15:30)
二日目  駒ケ岳頂上山荘(6:30)~木曽駒ケ岳(7:00)~濃ヶ池(8:45)~乗越浄土(11:20)~千畳敷(12:50)
コース状況
宝剣岳付近は鎖場が続くので注意してください。千畳敷から極楽平への道は比較的人が少ない様です。木曽駒から馬ノ背~濃ヶ池~乗越浄土へのコースも静かで天気が良いと展望もよく、お花畑もたくさんありおススメです。
難易度
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感想コメント

最盛期のロープウェイは混雑で2時間待ちなんてこともあると聞いていたので、菅の台から朝一のバスでしらび平へ。二便目のロープウェイに乗り込めたのでほとんど待ち時間なしで千畳敷まで上がれました。

すでにガスで視界はほとんどなく霧雨だったので、最初から雨具とスパッツのお世話に・・
三ノ沢岳往復までは日差しはないものの、時折ガスが切れたりしていたのですが、宝剣岳手前でまさかの本降り。鎖場の写真ももう少し撮りたかったのですがそんな余裕もなく、雷も鳴り出しそうだったので焦らず足早に通過しました。

宝剣山荘に辿り着くとなかなかの混雑ぶり。小屋の方に聞くと、この天気でここで停滞している人が多く、奥の小屋は空いているということだったのでもうひと踏ん張りして駒ケ岳頂上山荘へ。ここではテントの方を除くと、学生グループとご夫婦一組と僕たちだけ。部屋も個室状態でとてもゆっくりできました。(中央アルプスで指定されているテント場はここだけなのでテントの方は注意してください。)

翌朝、うっすらと目が覚めると部屋の中にまさかの太陽の光が!予報は良くなくて、夜も雨の音が止まずまったく期待していなかったので、一際きれいに見えました。5:30の朝食の後、すぐに木曽駒ケ岳へ向け出発。山頂までの間、前日何一つ見えなかった三ノ沢岳・宝剣岳がクッキリと姿を見せてくれました。

濃ヶ池に着く頃にはまたガスに覆われ始めがっかりしてコーヒーを飲んでいると、なんとオコジョを発見!こちらを怖がることもなく(?)ものすごいスピードで10分間ぐらい周りをぐるぐる走り回っていました。何枚か至近距離で写真を撮ることができたのですが、意外と獰猛な顔つきでビックリ。実は肉食でノウサギやライチョウを襲うことも(!)アップした写真は比較的かわいくとれた一枚です(笑)

乗越浄土から千畳敷にかけてはそれまでの静けさが嘘の様な混雑ぶり。観光ツアーの人も多く、帰りのロープウェイが気になりましたが、10分位の待ち時間で乗る事が出来ました。


今回のコースは全体的にお花畑がたくさんあり、稜線に出れば人も少なく展望も言うことなしです。宝剣岳ではちょっとした岩登りも楽しめバラエティに富んだ良いコースだと思います。時間に余裕がなければ三ノ沢岳ピストンをパスしても楽しめます。

フォトギャラリー

千畳敷カール。

チングルマ大好きです。

こちらはまだ満開です。

これも大好きアオノツガザクラ。

この辺りにしか生息しないエーデルワイスの仲間・コマウスユキソウ。

宝剣岳山頂付近。

悪いコンディションでしたが何とか登頂。 何も見えません。

翌朝奇跡のご来光!

一番奥が富士山。

左手前が宝剣岳、右奥には空木岳が。

どっしりとした乗鞍岳。  ・・もとい、御嶽山ですね。

木曽駒山頂で一瞬最高の青空が!

馬ノ背付近からの宝剣岳。 夏山って感じです。

しつこいですがチングルマ(笑)

キアゲハでしょうか?

アカタテハだそうです。

濃ヶ池。ここでうれしいご対面。

10分間位周りをひたすら走り回っていたオコジョ。

濃ヶ池~乗越浄土への道。

宝剣岳と登山者(観光客)の行列。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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