雲取山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年05月07日 (木)~2015年05月08日 (金)
メンバー
天候
晴れ~曇り、時々雨
コースタイム
一日目
留浦(とずら)駐車場-(35分)-林道交差点―(100分)―堂所(どうどころ)-(75分)
-七ッ石山小屋-(30分)-七ッ石山―(40分)―奥多摩小屋-(60分)-雲取山山頂
-(20分)-雲取山荘

二日目
雲取山荘-(30分)-雲取山山頂-(30分)-三条ダルミ-(120分)-北天のタル-(75分)
-飛龍山(大洞山)-(25分)-飛龍権現-(30分)-前飛龍-(60分)-熊倉山-(30分)
-サオラ(竿裏)峠-(30分)-丹波天平(たばでんでいろ)-(90分)-親川-(20分)
-所畑-(30分)-留浦駐車場
コース状況
登山道はよく整備されており、歩きやすいです。道標も数多く設置されていて、迷う心配も少ないでしょう。
ただし、今回の鴨沢登山口から山頂まで6時間くらいかかるので、結構距離があります。ある程度の体力は必要かもしれません。コースによっては日帰りも可能だと思いますが、美しい森が多く残っている奥深い山なので、山小屋かテントに泊まって、のんびりと山行を楽しむのがよいと思います。
難易度
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感想コメント

斜度が緩やかな箇所もたくさん出てくるため、穏やかな山容の山だと感じる方も多いかもしれません。でも実際は、登山口から山頂まで1500mくらいの標高差があり、緩やかな箇所が多い分、長い距離を歩くことになります。
そのため、日帰りだとハードですが、のんびり歩きたいと思わせる場所が多いため、山小屋泊デビューやテント泊デビューの方にはうってつけの山だと思います。また、今回私たちは、二日目に、雲取山から西方面の飛龍山まで足を延ばしたことにより、結構長い山行になってしまったので、中級者向けとさせていただきました。テント泊装備だと、参考コースタイムも更にアテにならなくなります。
時間的に余裕を持つには、飛龍山より手前の三条ダルミから、三條の湯を経て鴨沢方面に下るのがいいかと思います。あるいは、そのコースを逆に辿るのもいいかもしれません。一日目は鴨沢から登って三條の湯に泊まり(お風呂に入れます)、二日目に三条ダルミ経由で雲取山の山頂を踏んで、七ッ石山経由で鴨沢に下る感じになります。

フォトギャラリー

鴨沢登山口です。雨がパラついています。

間もなく雨が止みました。森は、美しい新緑が始まっています。

七ッ石小屋を越えると七ッ石山に着き、展望が開けます。

その後、しばらくはほぼ平坦で、歩きやすい道が続きます。

振り返っても、やっぱり歩きやすそう。

奥多摩小屋を越え、この急な坂を登ると、また傾斜が緩い道が待っています。

ついに、頂上直下にある避難小屋が見えてきました。

避難小屋から一投足で・・・東京都最高峰の頂上です。

そこから20分ほど下ると・・・

今日のお宿、雲取山荘です。ここにテントを張りました。水道が整備されており、テント泊者用のトイレも綺麗です。

翌日、もう1回山頂に立っておきます。

天気も結構いい。富士山もまずまず見えて、満足です。

気持ちの良い笹原道やトラバース道を進んでいきます。

飛龍山への分岐点は、少々分かりづらい。

山頂は暗く、ひっそりとしています。ですが、こちらの方が雲取山頂より高いのです。

これから下る、ミサカ尾根方面を臨みます。地図上でも、実際に見た感じでも、結構長~く感じられます。

明るく、歩きやすい道を進みながら、高度を下げていきます。

天平尾根に入っても、明るい林が続きます。ただ、緩やかな地形になった分、標高はなかなか下がらず、疲労感が出始めている僕らの体には、距離はいささか長く感じられます。

熊ではありません。国道が近づいてくると、廃屋がいくつも見られましたが、その付近で姿を現したのは、特別天然記念物のニホンカモシカ。これは貴重な出会いでした。

やっと国道411号の、親川という地点に出ました(国道の右に見える坂道より)。ここから、国道を1時間ほど歩いて駐車場に戻りました。Mt.雲取。いい山でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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