残雪をまだ楽しみたくて!木曽駒ヶ岳・宝剣岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年05月28日 (木)~2015年05月28日 (木)
メンバー
天候
晴れ後曇り
コースタイム
千畳敷駅→51分→乗越浄土→5分→宝剣山荘→1分→天狗荘→14分→中岳→7分→木曽駒ヶ岳頂上山荘→19分→木曽駒ヶ岳→20分→木曽駒ヶ岳頂上山荘→18分→宝剣山荘→23分→宝剣岳→28分→サギダルの頭→12分→極楽平→13分→千畳敷駅
※歩行時間:3時間31分
コース状況
■千畳敷~乗越浄土
まだ雪がたっぷり残っています。
トレースがしっかり残っているので、道に迷うことはないでしょう。
斜度がかなり急なので、アイゼン、ピッケルが必要です。

■乗越浄土~中岳~木曽駒ヶ岳山頂
雪はありません。
大きなアップダウンはなく、危険個所はありません。
※中岳の巻き道は少し注意が必要です。

■乗越浄土~宝剣岳~極楽平
雪はありません。
宝剣岳のアプローチは切り立った岩場の連続。慎重に。
雨天時や強風時は行かないほうがよいでしょう。

■極楽平
まだ雪が残っています。
トレースが少なく、道迷いに注意。
難易度
Google Map
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感想コメント

久しぶりの晴天予報の休日。
今シーズンはあまり雪山に行けなかったので、最後の雪山!ということで、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に向かいました。

予報では午前中は晴れで、お昼から曇りということで、始発のバス・ロープウェイを目指して、朝1時半に起きて神戸を出発。
6時半に菅の台バスセンターの駐車場に到着し、7時15分発の始発にバスに乗れました。

ところがここでミスが発覚。
カメラにメモリカードが入っていない!
PCに挿したまま忘れてしまったようです。
年に1回ぐらいバッテリー忘れやメモリカード忘れをやってしまいます。
そんなわけで、今回の記録はスマホのカメラです。

8時10分ごろ千畳敷に到着。
天気は晴天。
まだ雪がたっぷり残る千畳敷がとても美しい。

今回のプランは乗越浄土から木曽駒ヶ岳山頂へ。
帰りは宝剣岳を経て極楽平から千畳敷に戻る予定。
余裕があれば、三ノ沢岳にも寄り道しようと考えていました。

乗越浄土への登りはとても急です。
朝から気温が高く、雪がグサグサで滑りやすい。
アイゼンは必須です。

稜線にはもう雪はありません。
乗越浄土から緩やかに中岳を登って下って、再び緩やかな登りで木曽駒ヶ岳山頂に到着します。
ちょっと霞んでいて、南アルプスや北アルプスの山はきれいに見えず残念でした。
だんだんと曇り空に変わってきたので、早々に山頂を後にして宝剣岳へ。

噂には聞いていましたが、宝剣岳はとてもスリリングです。
垂直の岩の上り下りや、崖っぷちのトラバースがあり、慎重にいかないといけません。
雨の日や強風の時は行かないほうがよいでしょう。

三ノ沢岳はとても魅力的なのですが、宝剣岳の上り下りで疲れたし、天気も悪くなってきたので、今回はパスします。
今度、花がきれいな時期に来たいです。

極楽平からは雪の斜面を駆け下りて、あっという間に千畳敷へ。
短い行程ながら、雪歩き、岩歩きが詰まった密度の濃い山行で、とても楽しめました。

フォトギャラリー

千畳敷。尖っているピークが宝剣岳。ロープウェイを下りるとすぐにこの絶景!

乗越浄土まで急登です

高度感があります

乗越浄土から中岳。稜線に雪はありません

中岳から木曽駒ヶ岳山頂

木曽駒山頂へ向かいます。緩やかな登り

木曽駒ヶ岳山頂。霞んでいて遠くの山は見えません

木曽駒ヶ岳山頂

木曽駒山頂から中央アルプスの南の山々。ピラミダルな三ノ沢岳がかっこいい

中岳の巻き道はちょっと怖い

復路は宝剣岳へ向かいます

かなり厳しい登りです

かなり厳しい登りです

こんなところも

宝剣岳山頂!

空木岳(うつぎだけ)へ続く稜線

三ノ沢岳へ続く稜線

宝剣岳の極楽平方面の岩場も険しいです

極楽平から千畳敷に戻ります。下りは楽ちん

下山後はソースかつ丼 でエネルギー補給

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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