多摩川水系入川谷で沢登り

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投稿者
眞鍋 恵理
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日程
2015年06月07日 (日)~2015年06月07日 (日)
メンバー
さいか屋川崎店 眞鍋
他3名
天候
晴れ
コースタイム
JR古里駅→(60分)→入渓点:キャンプ場→(70分)→布滝→(90分)→速滝→(150分)→作業道合流→(10分)→853M登山道合流→(30分)→川乗山鳩ノ巣登山口→(30分)→JR鳩ノ巣駅
コース状況
入渓してすぐにトバの倉骨のゴルジュの釜がある。左岸をへつるのだが体がまだ慣れていないので緊張する。
ガバのホールドを見つけたら、体を後ろに引っ張りながら重心を安定させ、体を壁から引き離して重心を移動させることで距離のある足場が使える。足が長い人は難なく突破できそうです…

ゴルジュを抜けると平坦な涸れ沢に出て、堰堤をいくつか越える。
しばらく進むと苔むした岩がごろごろして水流が復活する。

支流の布滝は本流から右にほんの少しだけ登ります。見学だけした。

外道滝はざれた右岸をロープを出して高巻く。
怪しげなフィックストラロープがトラバース用にあったので、心の支えとして使いました。

30mの速滝は滝を見るために真下まで行った後、いったん下りてから右岸を高巻く(ロープ使用)。
2ピッチ目はスラブで、トラロープが垂れ下がっっていたが腐っているので全く使えない。
高巻きの後、沢へフリーで降りる人もいたが、私は念のため懸垂で下りた。

その後はいくつか小さな滝をフリーで越え、10mくらいの滝はロープを出して正面突破した。

900M手前の7mの滝の左側のルンゼを登るとキレイに整備された作業道に出る。
このルンゼは雨で流れ出した土や葉や枝でぐずぐず、滑落&落石がありそうなルート。
途中で傾斜がきつくなり急遽ロープを出して登った。(余裕が無さ過ぎて写真撮れず…)

作業道にでたら左に進み、ひとつ沢を越えて登山道に合流する。

※滝の高巻きはほぼ全て右岸から巻きます
※入川谷は川乗山の鳩ノ巣側と古里側のどちらの登山道にでも出られます。
難易度
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感想コメント

今シーズンの沢初めとして奥多摩の入川谷へ行ってきました。
積極的に泳いだりシャワークライミングをするほどではありませんでしたが、思ったよりも水は温かかったです。

涸れ沢のあとの苔むした岩ごろごろの風景は幻想的でとてもきれいでした。
高巻きは何度かびびる箇所がありましたが、一度ロープを使ってしまうと甘えが出てしまうのが良くないなぁと思いました。かといってフリーで登って滑落するのも嫌だし。。。
夏の沢シーズン本番までにはしっかりと感覚を取り戻して、さらに技術を上げなくてはと思いました。

つめた後の作業道はしっかりと整備されていて、とても歩きやすかったです。
鳩ノ巣~川乗山の登山道との合流地点には道標があり、登山者が作業道に迷い込まないように丸太で道がふさがれています。

フォトギャラリー

あんまりぬれたくは無いのだが、滝の真ん中はホールドがいっぱいある。

キャンプ場から入渓

トバの倉骨ゴルジュの一発目の釜

平坦。水が少なくなる。

堰堤もよじ登る。

ハイキングみたい

コケがいい感じです。水流も再び出てきました。

布滝

またまた堰堤

作業道の腐った橋。山行報告でよく見る写真。

外道滝(5m)を右岸から巻く。トラロープがあるが、心の支え程度に使うのみ。

銚子滝8m

銚子滝の高まき。木がいっぱいあるので登りやすい。

小さい滝はアスレチック感覚で登る

速滝2段30m。これは下段10m。

速滝からいったん下りて、右岸から大きく高巻く

スラブをフェルト靴で登る。ステルスのほうが楽なのか? 自前ロープの隣のトラロープは腐っていました。

小さな滝はまだまだあります。

作業道。もやは登山道のようだ。

ここで沢装備を解除して帰りました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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