鳳凰三山縦走(青木鉱泉ルート)
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2015年07月27日 (月)~2015年07月28日 (火)
- メンバー
- 各務ヶ原店:森松、マリエ富山店:辻森、本社:善本
- 天候
- 晴れ・曇り時々雨
- コースタイム
- 1日目
青木鉱泉(70)南精進ノ滝(180)五色滝(60)鳳凰小屋(50)地蔵岳(オベリスク)(20)鳳凰小屋泊
※滝は一部トレイルを外れてピストン。
2日目
鳳凰小屋(90)観音岳(22)薬師岳(40)御座岩(140)中道登山口(30)青木鉱泉
- コース状況
- ・鳳凰小屋から地蔵岳までは砂礫斜面の為、足が沈み歩き難かったです。
・中道登山口から青木鉱泉までは増水時橋の通行不可。迂回路有。
・全体的に整備されており、歩きやすいです。
《お手洗い情報》
・青木鉱泉 水洗/ペーパー有
・鳳凰小屋 簡易水洗/ペーパー有
・南室堂小屋 未確認だが有
- 難易度
感想コメント
今年も百名山を含むテント泊縦走にチャレンジ!
去年も同メンバーで白峰三山を歩いた際、鳳凰三山を眺めていたのでお願いして連れて来てもらいました。
鳳凰三山のコース取りは①夜叉神峠起点もしくは②青木鉱泉ルートになるかと思いますが、マイカーの使い勝手の良い②を選択。
ここ最近台風の動向が気になっていましたが、予報は晴れ。
実際も1日目は猛暑となりました。
「青木鉱泉(ドンドコ沢)ルートは急登ではあるが、滝を見ながら登れるので楽しい」とガイド本にはありましたが、息が切れてそれどころではありません。
それでも全ての滝を見ないと気が収まらず、辛抱強く耐える・・・。
登りだけではなく、暑さも大敵でした。
意識的に水分は摂取していたのですが、それでも登り始めて3~4時間位は頭の奥が痛かったので軽い脱水症状だったのだと思いました。
コース途中の沢で水を確保できるので、小まめな水分補給をお勧めします。
五色滝を過ぎてからは、比較的なだらかなザレ場に変化。
ドンドコ沢の源流の河原を歩く頃には余裕もできて、様々な花を観察することができました。
代表的なタカネビランジに始まり、クルマユリ、ヤマホタルブクロ、タカネグンナイフウロ等々。
ようやく到着した鳳凰小屋は、こじんまりとした昔ながらの雰囲気があります。
テント場は週末やハイシーズンですと、足の踏み場がない程になるようですが、丁度台風が接近している日取りだった為登山客は少な目。
広々とテントを張ることができました。
特筆すべきは沢から引いてくる南アルプスの天然水が無料で使い放題なこと。
何て贅沢なのでしょう!
私のハイドレーションもコンビニで買った南アルプスの天然水ですが何か違う(笑)
その後、地蔵岳までピストン。
思いがけず砂礫の斜面に足を取られますが、恋い焦がれたオベリスクを目の前にすると自然と元気が湧いてきます。
オベリスク自体はロープが張ってあるのですが、登れる力量が無いので眺めるだけ。
本当に格好良いなぁ(^o^)
賽の河原でまったり過ごしてこの日は終了。
2日目は霧雨程度の雨が降ったり止んだり。
レインウェアを羽織るほどではありませんでしたが、早々に小屋を発ちました。
1時間半ほどで観音岳に到着。
あいにく北岳方面の展望はありませんでしたが、気持ち良い風に吹かれて十分に満たされました。
次いで薬師岳と順調にピークを踏み下山です。
下りは長く単調・・・。
到着した青木鉱泉(下界)はピーカンでしたが、見上げた山頂付近はやはりガスの中・・・。
南アルプス100名山は5/10座のみ制覇。
次は地蔵岳から見ることの出来た仙丈ケ岳に行ってみたいです(^^)
■気温
7/27 6:03 青木鉱泉 22℃、14:00 地蔵岳 26℃
7/28 8:00 薬師岳 18℃、12:30 青木鉱泉 31℃
■服装
1日目
上:クラフトアンダー+化繊半袖ジップ+アームカバー(休憩時は薄手ウィンドムレーカー着用)
下:サポートタイツ+オールシーズン用パンツ
2日目
上:クラフトアンダー+薄手ウール長袖
下:1日目と同じ
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。