火打山・妙高山(新潟県)
- 投稿者
-
中村
グランフロント大阪店
- 日程
- 2015年08月31日 (月)~2015年09月01日 (火)
- メンバー
- 四日市店:城野
姫路駅前店:永宗
明石大久保店:大杉、中村
- 天候
- 霧時々雨
- コースタイム
- ■1日目
笹ヶ峰登山口(120分)富士見平分岐(40分)高谷池ヒュッテ(15分)天狗の庭(60分)火打山(60分)高谷池ヒュッテ泊【幕営】
■2日目
高谷池ヒュッテ(50分)黒沢池ヒュッテ(15分)大倉乗越(20分)長助池分岐(45分)妙高山(5分)妙高大神(45分)長助池分岐(20分)大倉乗越(20分)黒沢池ヒュッテ(50分)富士見平分岐(110分)笹ヶ峰登山口
- コース状況
- 雨と霧のため、ぬかるんだところが大変多くなっていました。
木道や岩場はしっかりとしたソールの登山靴であれば問題ないと思います。
- 難易度
感想コメント
槍ヶ岳北鎌に行くぞ!と連休を取ったのですが、秋雨前線にさらされ、全日程雨の予報。
ルートが見えなくなり、道迷いの危険もあったため、急遽新潟県へ針路を変更しました。
初日はどんよりとした天気の中、多少の青空が見えてくるところもあったのですが、結局は二日間共雨の中を歩く事になりました。もしこの天候で北鎌に向かっていたらと思うとゾッとします。
山は逃げない、の言葉を胸に思い切って場所を変更して良かったと思います。
高谷池ヒュッテまでは樹林帯と木道が続きます。
高谷池ヒュッテ周辺は素晴らしい湿原が広がり、紅葉の時期であれば最高の景色だろうと思います。
高谷池ヒュッテで受付を済ませて先にテントを設営。不要な荷物は置いて、火打山を目指します。
素晴らしい湿地に目を奪われながらテクテクと気持ちのいい木道歩きになります。湿地帯を抜けると急登になり、ここが階段続きで厳しい!登り切れば火打山の山頂になります。
山頂では風が強く、そそくさと下山。運転で疲れていたこともあり早々に床に就きます。
半袖にフリース、ズボン、イスカエア180で眠りましたが、寒くなくゆっくり眠ることが出来ました。
二日目は少し行程が長くなりそうだったので3時に起床。霧と雨が混じる中、朝食後テントを撤収し妙高山へ向かいます。
黒沢池ヒュッテに不要な荷物を置き、いざ妙高山へ。足元は濡れていますが、ここの岩場はしっかりとフリクションが効くため、無理な歩き方をしなければ危険も少ないと感じました。
逆に危ないのは刈られて残ったササの茎。これが4人中3人の足を滑らせるほどツルツルです。十分に注意して下さい。
長助池の分岐から妙高山へは急な登りです。僕以外の3人は40分ほど、僕は少し遅れて45分程度で登りましたが、コースタイムは90分ですので、無理のない歩行を心掛けて下さい。
妙高山からは一気の下りが始まります。膝への負担も考えゆっくりと下りました。
火打山・妙高山とも展望には恵まれませんでしたが、秋にもう一度リベンジしたいと思います。
今回一緒に行った三人がハイペースでの登山だったため、スタミナと馬力不足を反省できるいい機会でもありました。
駐車場は登山口の上下に広いスペースで設けられ、無料で停められます。
下側の駐車場には屋根のある場所もあり、準備等に使えます。またトイレも完備です。
高谷池ヒュッテのテント場は1人410円です。トイレの利用は可能ですが、一時利用者とテント場利用者はトイレットペーパーの持ち帰りをお願いされます。必ず密封できる袋等を持って行きましょう。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。