称名滝から立山三山へ ~母と大日連峰を歩く~

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投稿者
スカーレット (おとな女子登山部)
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日程
2015年09月01日 (火)~2015年09月03日 (木)
メンバー
母と二人旅
天候
曇ときどき雨
コースタイム
2泊3日  入山:称名滝 下山:室堂ターミナル 
T1大日平山荘
T2雷鳥沢ヒュッテ

1日目 計2時間
立山駅―(バス15分)-称名滝―(2時間)―牛首―(1時間)―大日平山荘 T1

2日目 計7時間15分
大日平山荘-(2時間30分)-大日小屋-(20分)-大日岳-(15分)-大日小屋-(2時間)-奥大日岳-(1時間40分)-新室堂乗越-(30分)-雷鳥沢ヒュッテ T2

3日目 計6時間50分
雷鳥沢ヒュッテ-(雷鳥坂2時間)-剱御前小舎-(30分)-別山(北峰まで往復20分)-(1時間)-真砂岳-(45分)-富士ノ折立-(15分)-大汝山-(20分)-雄山-(40分)-一の越-(1時間)-室堂ターミナル-(バス50分)-美女平-(ケーブル7分)-立山駅 
コース状況
1日目 いきなり2時間の急登。登山道は整備されているが滑りやすい石多い。
    大日平山荘の手前に200mほど木道を整備中?のぬかるみが続く。

2日目 大日山荘まで急登が続く。
渡渉1か所あり。増水していたが川幅1.5mほどで問題なく渡れる。 
    稜線まで出ると気持ちいい縦走路。奥大日岳を過ぎると運が良ければ剱岳が姿を現します。
    雷鳥もひょこっと出てくるかも!?
    
3日目 またも雷鳥坂は急登。もう慣れた。
    稜線に出ると昨日までと違い標高の高さからか、強風と寒さとの戦いとなる。
    レインウェアと手袋、ネックウォーマーで風よけ、防寒。
難易度
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感想コメント

数年前に父と母は剣岳に登っており、

次は立山三山か大日岳に登ってみたい!と言っていたような・・



というわけで、
中部・東海地方の大雨予報を確認後、北陸富山へ。


大日岳連峰から雷鳥沢まで
肌で自然を感じられる良い所ばかりで、感動の連続でした。

称名滝、不動の滝、大日平、大日岳、中大日岳、七福園…
人が少なく、不安になりますが
お花がとにかく多くて、植物たちに励まされながら歩きました(^^)

チングルマ(綿毛)、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ
ハクサンチドリ、コバイケイソウ(花あり、ほとんど実)、タテヤマリンドウ
ウサギギク、ダイモンジソウ、ワレモコウ(大日平と室堂に群生)などなど…


動物の気配もあり、

ハイマツが優占している場所では、松ぼっくりが登山道に食べ散らかっていました。
おさるさんか!!? 大日小屋までの道中でガサガサっ、ウホッウホッという音。
ウンチや足あとは3種類以上見つけました。

ライチョウ、ホシガラスなど鳥たちも歓迎?してくれていました。


立山三山は、うーむとにかくガスと、雨と、風に心折れかけましたが
大汝山の小屋でハーブティーを飲んで完全復活!!

あったかい飲み物ってすごい力を秘めている。


一ノ越まで下りてくると、一気に標高を下げたためか
ガスから抜け出して一息つく。
3日分の疲れがたまっていたのか、足は正直で室堂へ。
浄土山は、五色ヶ原~薬師岳への縦走で通ることにしました。



気温は1~2日目朝晩10℃以下、歩いている時は体感で15℃くらいでしょうか。
称名滝~大日小屋まで曇っていましたが、半袖Tシャツで十分。
その後、晴れきたので薄手の長そでシャツでUV対策。襟を立てると首も焼けません!

3日目 ガスの中で強風でしたので、体感7~9℃。
長袖速乾ウェアにレインウェア、ネックウォーマーと手袋を常に着用していました。




北アルプスさん、感動をありがとう。また来ます。

フォトギャラリー

称名滝。落差日本一350mの大迫力!これはみなさまに体感してほしい。

大日平の木道。プチ尾瀬みたい~とはしゃぐ母。ひとつ深い谷を挟んで対岸をみるとバス道と弥陀ヶ原が広がっています♪

池塘という水たまり。この辺りでは餓鬼田というらしい。奥大日岳近くの池塘には5匹のサンショウウオ(一年目の幼体)がいました。

小屋のおっちゃんに着く時間を伝えておくと、今日は貸切だからとお風呂を沸かしてくれていました。貸しタオル無料で助かります!!

秋の気配~

三重にかかる虹。虹のはじっこつかめました。

チングルマのわたげもこんなに集まると大迫力。

奇跡的に2日目の昼過ぎに晴れて来ました!左がかの有名な剱岳です。とにか美しい。

ひょっこり現れた雷鳥さん。体の大きさを変えられるようで、小さくなって笹の中に入っていきました。

例のハーブティー。ほんとにしみます。

母と唯一の2ショット。ガスガスでも楽しい~♪♪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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