鳥取県大山　サンライズ登山

何度も登っている大山ですが、今回は意を決して念願の山頂からのサンライズを見に行ってきました。

日の出が6時ごろだったので3時に南光河原駐車場を出発しました。ひたすら闇夜の中をヘッドライトの明かりを頼りに歩き、５合目あたりからは霧が出始め、数メートル先しか見えない状態でした。

コースは何度も登っているので迷う心配はなかったのですが、さすがに視界が悪かったので歩きにくく疲れました。夜明け前に歩く場合は最低100ルーメン以上のヘッドライトで、霧が出ているときはマイルストーンの電球色ＬＥＤライトが見やすいですよ。

夜明けの１時間前に山頂に到着したので、山頂避難小屋で夜明けを待ちました。小屋に宿泊した方に話を聞くと夜は風がかなり吹き荒れて、気温も氷点下近くまで下がっていたそうなので、この時期に小屋に宿泊する場合は参考使用温度がマイナス５度用以下の寝袋がおすすめです。

夜明けの３０分前くらいから外で待機しましたが、風が強くかなり寒かったです。温度計は４度でした。ダウンジャケットなどはもちろん、耳を隠すニットキャップや防寒グローブは必携です。汗冷えしないように濡れ戻りの少ない撥水アンダーやメリノウールアンダーは超おすすめです。

その後。太陽が見え始めたころから、ほぼガスも消え、念願のサンライズを拝むことができました。

下山は久しぶりに行者コースを降りましたが、夏山登山道よりブナやミズナラ、イタヤカエデなどがより自然な感じで見られますので、紅葉すればもっときれいだろうなと感じました。

今回の登った感じでは大山の紅葉はは６合目以上が今週末から来週末にかけてが見頃で、６合目以下は来週末以降徐々に見ごろになります。大山寺や鍵掛峠付近が見頃を迎えるのは１０月下旬頃からではないでしょうか。この時期何度も大山エリアに来ているのですが、平年よりも少し早い気がします（あくまでも直観です）。

これから大山に登られる方は、日中暑い時間もあるでしょうが、最悪の天候を想定して、雨具だけでなく、ダウンジャケットや防水グローブなどを持っていくことをおすすめします。