熊倉沢右俣 沢の遡下降トレーニング(右沢遡行 左沢下降)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年10月13日 (火)~2015年10月13日 (火)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
林道熊倉線入口(25分)林道終点(15分)奥ノ二俣(70分)浅間峠(10分)栗坂峠(25分)熊倉沢右俣左沢 炭焼窯跡(30分)奥ノ二俣(15分)林道終点(25分)林道熊倉線入口
コース状況
右沢の遡行には沢に慣れた人の同行が必要です。初級者のみだと難しいかもしれません。

陸軍滝の巻きは仕事用の踏み跡を使用しますが、けもの道レベルなので滑落に注意してください。一応赤テープで目印があります。

4mCS滝は意外と難しく、残置スリングを活用しましょう。
初級者にはロープが必要です。

10m滝は高さがありますが、ホールド・スタンス共に豊富にあります。
ただし少しぬめっているので、ロープを使用しましょう。巻きは左からです。

下降は地形図を見ながら、現在位置をしっかりと把握してください。
左沢を下降しましたが、多くの滝はクライムダウンできます。
二俣に近い4mの滝は立っているので、懸垂下降が必要です。
難易度
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感想コメント

先週に引き続いて熊倉沢を遡行しました。
先週は左俣でしたが、今回は右俣を遡行しました。

林道を進み、林道終点から沢に入ります。
しばらく沢を遡行すると奥ノ二俣に出ます。ここで右沢と左沢に分かれます。
今回は右沢を遡行し、左沢を下降しました。

二俣からすぐに陸軍滝があります。落差は20mほどです。
ここは少し戻って仕事道から巻きましょう。

しばらく歩くとゴルジュになり、階段状の小滝を登ると、核心の4mCS滝です。
残置スリングがあるのでこれを活用しましょう。
意外と難しいので注意してください。初級者にはロープ出した方が良いでしょう。

しばらく快適な小滝が連続した後、10m滝が出現します。
この滝はホールド・スタンスは豊富です。
ただしぬめっているので、ロープを出しましょう。巻きは左からです。

以後は源頭の様相となり、踏み跡を辿れば浅間峠の東屋に出ます。

下降は左沢を利用しました。栗坂峠から踏み跡を辿り、尾根沿いに進んで適当な場所から沢に降りました。炭焼窯跡付近です。

殆どの滝はクライムダウンで降りれますが、奥ノ二俣に近い4m滝は懸垂下降が必要になります。ロープは30mあると良いでしょう。

二俣からは来た道を引き返し、林道終点に戻りました。
右俣は沢の遡下降練習にピッタリでした。

フォトギャラリー

林道終点から入渓します。

小滝は簡単にクリア

奥ノ二俣で右沢、左沢に分かれます。今回は右沢を遡行しました。

陸軍滝は落差20mほどです。

水量は少ないですが美しい陸軍滝です。巻きは少し戻って仕事道からです。

炭焼窯跡が結構あります。人の生活とかかわりの深い山です。

ゴルジュ手前の階段状の小滝。

核心の4mCS滝です。意外と難しいです。残置スリング有。

水量は少なめで秋の沢登りにも最適です。

10m滝はホールド・スタンスは豊富にあります。ただしぬめっているのでロープを出した方が良いでしょう。

そろそろ源頭です。

詰めると浅間峠の東屋に出ます。

栗坂峠の看板から延びる踏み跡を辿って、左沢に降ります。

地形図を確認しながら尾根を下降します。

左沢に降りました。炭焼窯跡がありました。

この滝はクライムダウンで下降しました。

殆どはクライムダウンで対応できます。

二俣に近い4m滝は懸垂下降が必要です。

奥ノ二俣に戻ってきました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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