白山~冠雪、紅葉をめぐる 釈迦新道、白山禅定道~

投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年10月15日 (木)~2015年10月15日 (木)
メンバー
天候
快晴
コースタイム
市ノ瀬(12分)釈迦新道登山口(60分)釈迦岳登山口(155分)釈迦岳前峰(18分)白山釈迦岳山頂(160分)七倉の辻(65分)大汝峰(50分)御前ヶ峰(30分)室堂(100分)別当坂分岐(90分)指尾山(20分)六万山(40分)市ノ瀬
コース状況
釈迦新道は2300m付近より上部に積雪があり、所々凍っています。七倉の辻、大汝峰、白山山頂一帯も雪に覆われています(3㎝前後)。やはり所々凍っています、時間帯、方角によっては靴による蹴りこみだけでは足場ができない箇所もあるので、短い距離とは言えアイゼンがあると安全です。室堂から御前ヶ峰への登山道も当日は岩の間に雪が積もっていたり、溶けたものが薄い氷となっていたりと、下山時は足元に注意が必要でした。
難易度
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感想コメント

冠雪後の白山の様子を見てきました。紅葉は1200m付近から上が見ごろです、この山域全体が赤い印象。
雪は御前ヶ峰、大汝峰、室堂付近を中心に降ったようです。別山、南竜方面、2300m以下では霜柱以外は
皆無。このまま根雪になるかどうかは天候しだいでしょうか。歩く時間帯、斜度によってはアイゼンを使用したほうが安心な箇所もあります(特に早朝、斜面が影になる時間帯)。溶けだした雪が新たに凍った箇所も要注意です。新しい雪を踏みしめて行くのは気持ちの良いものです。
 下山時に歩いた白山禅定道は巨木、巨石の間を縫うように道がつけてあり、1500m後半からの細尾根には梯子のような急な階段が数箇所設置されていたりと、ふっと修験者が現れても不思議ではないぐらいに野趣あふれる登山道です。しかも思いの外長いルート(何時つくのやらという印象)。白山によく登られる方も一度歩いてみられてはいかがでしょう。

フォトギャラリー

初冠雪翌日の御前ヶ峰、剣ヶ峰、翠ヶ池

イエローワールド~釈迦岳へ続く登山道も紅葉の見ごろです

釈迦岳前峰からの大汝峰、御前ヶ峰

釈迦新道後半と紅葉

2250m付近から雪が出てきました、踏めば足場ができる硬さ

足元の雪だけでなく、道沿いのハイマツも凍り付いて、この日の冷え込みを物語ってます

七倉の辻から白い大汝をのぞむ

御手水鉢の水も凍っていました

大汝峰へ向かうルートとトラバースするルートとの分岐

大汝峰山頂に到着

凍る血ノ池

お池から山頂へのルート 日影部分はカチカチです

山頂までもう一息、日中は雪が緩んでいましたが、天候や時間帯によってはアイゼンが必要

山頂の標柱に少しだけエビのしっぽが残っていました

御前ヶ峰から室堂までの登山道、下山時スリップ注意です

殿ヶ池避難小屋と観光新道、湯の谷方面の紅葉

白山禅定道、1600m付近から細尾根、足元に注意が必要

急な梯子のような階段が所々に設置されてます

白山禅定道には巨木、巨岩がたくさんあります

指尾山山頂(1418m)釈迦岳、白山山頂群の展望台 

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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