祖母山 百名山への長い道のり

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投稿者
家田 森
浦和パルコ店 店舗詳細をみる
日程
2011年08月26日 (金)~2011年08月26日 (金)
メンバー
浦和パルコ店 家田
天候
曇り時々晴れ
コースタイム
神原コース登山口駐車場7:00‥‥7:30五合目の滝(御社の滝)7:35‥‥7:50五合目小屋7:55‥‥9:15国観峠9:25‥‥10:10祖母山11:00‥‥11:10九合目小屋(あけぼの山荘)11:15‥‥12:05国観峠12:10‥‥13:00五合目小屋‥‥13:30登山口 
コース状況
 思いのほか歩きにくいコース。地元の人に小学生が遠足で登ると聞いたが(低学年は五合目まで)、ちと難しいと思った。
 五合目の滝まで、渓谷トレッキングコースと本登山道があり、一周できるはずなのだが。本登山道を登る。シーズン始めに整備されたのであろうが、雨のあとのせいか、滑って歩きにくい。粘土質の茶色い土、黒い土、木の根、それぞれがよく滑る。五合目の滝からトレッキングコースに移ると思ったのだが‥普通の沢、橋がない。流されたか。簡単に渡れそうなところもなさそう?
 大きくてしっかりした五合目小屋(トイレ有)を過ぎて、沢沿いの道から尾根道の急登に変わる。ここも滑る。倒木があったり、道が崩れているところもあり、やや歩きにくい。殆どが樹林帯の道。さすが九州、暑い。途中、「いのちの水」とある水場は枯れている。昨日の疲れか、やや足取りも重い。
 稜線出合が国観峠。広い原っぱになっていて、好休憩地。携帯電波入る。ていうか、ここのコース、休憩適地が少ない。今回は一人だったのでゆっくりあまり休まず歩いたから良かったが。
 稜線も樹林帯なのだが、笹が覆いかぶさってくるところがあったり、滑る岩が歩きにくかったり。沢状の道を詰めるとピーク。ここは広くて快適。この日はやや雲が多くあまり展望が利かなかったが、遠く宮崎県側に見えていたのは大崩山だろうか。九州の山はあまり知らないのが残念。携帯電波入る。
 帰りに九合目小屋に立ち寄る。やはり笹が多い道。小屋は明るくキレイ、時折管理人がくるのであろう、快適そうであった。水場80m水量十分、トイレ有。
 五合目の滝で沢をジャンプして渡り、駐車場に迎えに来てくれている家族に電話する。下りはそのままトレッキングコースを下りる。こちらの方が歩きやすそうかな。
 駐車場にはキレイなチップトイレ。ただ、ここまでは道がえらい狭く、車がすれ違うのは難しそう。ただ、こちらが本登山道だと思っていたのだが、利用者は多くなく、山中で会った人は皆、宮崎側から登ってきているそうだ。あちらの方が道はいいかというと、結構苦労したとのこと。祖母山、意外と手強い山であった。
難易度
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感想コメント

 九州遠征第2弾。
 今回、祖母山が一番コースの選択を迷った。近くに手ごろな宿(小さい子供や祖父母4人含む3家族分)も少ないこともあり。幸い、早い手配でサリモスという貸切ペンションに泊まることが出来、皆にも好評、登山口まで車で10分弱。良い宿でした。
 正直、多少なめていたのか思ったよりきつく、今回の九州遠征でも、子供背負った前日の久住山よりも大変でした。百名山達成目前にして、大きな山でした。さすがに神のおわす山。一筋縄では行かない。
 
 高校大学時代は、有名どころの山を登るよりも、無名の道無き山を、地図とコンパスと、体力と根性と仲間とで登る「藪屋」だった私ですが。登山ツアーのツアーリーダーをやっていた頃に、さんざ色々メジャーな山にも案内して登るようになり。いつの間にか百名山目前となっていて、それならばとりあえず!という訳で。ここ数年は主にその残りを埋めていく登山ばかりだった気もします。子供も産まれ思うように稼げなくなり、家族にも負担を掛けつつ。
 そんなだから、今回は百名山達成を両親や家族と一緒に喜びたいな、と思いました。本当は、仙酔峡ロープウェイが動いていれば、最後は参加者全員で阿蘇山?とも考えたのですが、噴火の影響もあり休業中。それは叶いませんでしたがいい旅行になりました。他にも、色々お世話になった方にも、感謝を。

フォトギャラリー

今回も写真少ないです。

登山口駐車場のトイレ。きれい。蛇口で靴も洗えるが、おそらく天水、飲用不適。

五合目の滝。渡るべき橋は跡形も無く。修行僧はここで身を清めたという。とりあえず脱帽。

滝のスグ上。橋の一部は壊れ、倒木が行く手を阻む。

五合目小屋。やや暗いが広くてきれい。水は沢水かしらん?

いのちの水‥枯れてた。

国観峠。テントを張ったら気持ちよさそう‥だけど、張ったら起こられる‥かな。

苦労してたどり着いた山頂。のんびりお昼。

九合目小屋。トイレ、水場あり。

笹が多い道。滑りやすいので注意!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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