ふたりでトコトコ山行脚 仙丈ケ岳(長野県 3033m)編
- 投稿者
-
渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2022年10月11日 (火)~
- メンバー
- グランフロント大阪店 渡部
春日井店 足立
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 北沢峠>45分>3合目>25分>大滝頭>25分>藪沢小屋>20分>馬の背ヒュッテ>45分>仙丈小屋>30分>仙丈ケ岳>42分>小仙丈ケ岳>35分>大滝頭>60分>北沢峠
- コース状況
- ・3000m峰ながらすごく歩きやすく整備が行き届いており、危険箇所が極めて少ないコースです。
・大滝頭から小仙丈ケ岳間は結構急なコースになっていますので、注意して歩きましょう。
・大滝頭から藪沢小屋間は小さな渡渉が有ります。展望も素晴らしいですので、足元に注意しながら立ち止まって展望を楽しみ、歩き出しは慎重に行きましょう。
・水場、お手洗いは各小屋に有りますので安心です。
・日帰り登山の方は、バスの最終時刻に注意が必要です。
- 難易度
感想コメント
・二年連続の「二人で100名山連続踏破」山行。今年は仙丈ケ岳+甲斐駒ヶ岳の予定でしたが、甲斐駒ヶ岳を瑞牆山に変更し、まずは仙丈ヶ岳から。
・早朝のバスで北沢峠に向けて出発。平日にもかかわらず、沢山の登山者が列をなして待っておられます。人数によっては臨時便も出るようなので安心しました。
・快晴のもと、北沢峠を出発。まずは樹林帯のやや急な登りです。ウォームアップにちょうどいいので、ゆっくり登って行きます。
・2合目あたりからは緩やかになったり少し急になったりの登り。展望の良いポイントも多いので、ややペースがゆっくりになってしまいますが、そこは楽しんで行く事が大事!歓談しながら登って行きます。
・紅葉がキレイな樹を発見!写真を撮ろうとしたら、丁度そこが大滝頭の分岐点だったので、撮影タイム&小休止にします。少し外れた所でレイヤリング調整をしながら、コースを話し合います。
・大滝頭から馬の背ヒュッテ方面へコースを設定し、リスタート。ほぼ平坦な道を綺麗に色付いた紅葉と、見事な展望を楽しみながら歩きます。この藪沢小屋までの間はハイライトの一つに入ると思います。
・藪沢小屋を通過し、馬の背ヒュッテ方面へ。ヒュッテの手前が各コースの分岐点になっていますが、ここもまた景色が素晴らしい!真っ青な空に真っ白な飛行機雲が幾条も伸びています。これ、最高です!!
・急坂を少し登ると馬の背ヒュッテに着きます。ベンチを配したスペースとキレイな小屋、見事な展望。余りに素晴らしいので、ここでもレイヤリング調整&小休止。ちょっとのんびりし過ぎかも・・・。
・10分ほど休憩し、リスタート。やや急な登りをクリアすると左手に仙丈カール、眼下に仙丈小屋が見えます。これは抜群にいい眺めです!樹林帯も既に抜けているので遮るものも無く、仙丈ヶ岳の全貌が眼前に広がっています。これはテンションが上がります!!
・一旦下って仙丈小屋への登りを進みます。岩場とまでは言えないならされた登りを進むと、まだニスのにおいがするキレイな仙丈小屋に着きます。ここからの展望もまた素晴らしい!風が吹くとヒンヤリしますが風も穏やかなので丁度いい感じです。ここでもまた撮影タイム&小休止。後は山頂を目指すのみです。
・最後の登り。ゆっくり展望を楽しみがら登る事30分で山頂に到着です!個人的には10年以上前にテント泊で来たものの、甲斐駒ヶ岳から下山した時に発熱してしまい、登り損ねた苦い思い出の山なので感慨もひとしおです。
・ひとしきり展望と写真撮影を楽しみ、昼食を摂ってリスタート。後は小仙丈ケ岳を経て下山です。稜線漫歩を楽しみながら小仙丈ケ岳へ。ライチョウに出会えるかどうかも期待しながら歩きます。
・小さなアップダウンはあるものの、ほぼなだらかなコースを経て小仙丈ケ岳に到着。この二峰の間のパノラマも本当に素晴らしく、写真ばっかり撮ってしまいます。はるかな山並みを望みながら歩ける幸せは登山者の特権ですよね!
・小仙丈ケ岳で時計を見ると、少しのんびりし過ぎた感が・・・。やや足早に大滝頭へと下って行きます。結構急な場所もあり、やや慎重に足を運びます。結局ライチョウには出会えず終いだったのが残念です。
・大滝頭は時間も心配なのでそのままスルーして下って行きます。もう危険箇所も無く、樹林帯の中の下りなので、今回の登山を振り返るトークを交わしながら下って行きます。笑顔が顔に張り付いたままです、二人とも。
・3合目あたりでスタンディングレスト。少し水分を取って後はゴールのみ。いやぁ~、久々に抜群の登山だった気がします。3000m峰も、日本100名山も1年ぶりなので、本当に楽しい山行でした。
・最終バスに十分間に合う時間に無事下山。相方はビール片手にご満悦!いや、お付き合い頂き、本当にありがとうございます!!また、明日は瑞牆山にお付き合い願います!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。