奥多摩 雲取山と長沢背稜 ~冬のよそおい 奥多摩の奥の奥~
- 投稿者
-
大島
横浜西口店
- 日程
- 2015年11月27日 (金)~2015年11月28日 (土)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ/西風強い/晴れ
- コースタイム
- 鴨沢バス停(20分)小袖乗越(80分)堂所(45分)七ツ石小屋(15分)七ツ石山(35分)奥多摩小屋(45分)雲取山(15分)雲取山荘(65分)芋ノ木ドッケ(120分)水松山(80分)酉谷山(10分)酉谷避難小屋(85分)天目山(15分)一杯水避難小屋(20分)棒杭尾根分岐(45分)倉沢林道終点(40分)倉沢バス停
- コース状況
- 鴨沢コース:小袖村営駐車場は奥が駐車できない。七ツ石の水場はしっかりと出ていた。山頂到着時マイナス2℃
雲取山~芋ノ木ドッケ:凍結箇所多い。スリップ注意。軽アイゼン、チェーンスパイクなど携行することをオススメする。
長沢背稜:積雪は少ないが登山道がわかりづらい場所も。酉谷山辺りまで断続的に雪道になる。酉谷避難小屋の水場はよく出た
棒杭尾根:踏み跡がわかりづらいのでおすすめはしない。沢屋さんが下山に使ったりする程度。元はおそらく仕事道
- 難易度
感想コメント
ぽっと 予定が空いたので
まだ歩いたことのなかった長沢背稜を歩いてきました。
寒波の影響で思ったよりも雪があり 道が少しわかりづらかったですが
雲取山荘から酉谷山あたりまですれ違う人もなく
静かな山歩きを楽しめました。
奥多摩駅8時42分発の鴨沢西行きのバスで鴨沢まで移動し そこから登山スタート!
鴨沢の集落を小袖乗越に向かい歩き所畑からの道を送り登山道に入ります。
時々、登り尾根コース(バリエーション)に入ってしまう方もいるようなので
登山口には注意してください。
そこから山肌に沿って続く気持ちの良い登山道を歩き続けて
鴨沢から120分程で七ツ石小屋に到着です。
丹沢や富士山の眺めがよく日当たりもよい場所でテントも張れます。
水場もあり風の影響も少ない場所なので良い休憩場所となっています。
ここからさらに先へ進むのですが 多くの方は巻き道へ入って行くのですが
個人的には七ツ石山のピークを越えていくのがオススメです。
山頂からはこれから歩く先が見通せて、気分も上がるってなもんです!
防火帯に入ると西風が気になり出します。
冬季は強く冷たい風がよく抜けるので防防寒対策は抜かりなく!
奥多摩小屋を越えて ヨモギの頭を過ぎ、小雲取山を過ぎると もうひと踏ん張り!
冬の西風に耐えながら 雲取山に到着!!小屋の温度計はマイナス2℃。
寒さの厳しい山頂を足早に山荘へ下るのですが 前日の寒波で
ガリガリとなった登山道を注意しながら下って行きます
この様子だと三峰からの登山道はかなりガリガリでしょう。
軽アイゼン・スパイクなど滑り止めは必ず携行してください。
山荘でテントの受付を済まし、夜を明かし翌日 本命 長沢背稜に。
芋ノ木ドッケの登りから足跡がなくなり うっすらと読み取れる踏み跡を見ながら東へ
埼玉、東京の境界尾根なので県堺杭があるのでそれもルートの参考とします。
雪がなければ踏み跡はしっかりとしていそうですがエスケープが長くなるので
あまり軽い気持ちで入らない方がよいかな…と思います。
酉谷小屋はとてもきれいですが小さいです。トイレもついていました。
前回訪れたときは水が細かったのですがこの日はいい勢いで水が流れ出ていました。
酉谷小屋と七跳尾根からは下山できませんので注意を。
なので私は先の棒杭尾根から下山をしました。
手前のヨコスズ尾根でも良かったのですが棒杭尾根は下山に使ったことがあるので選択。
ただ棒杭尾根は踏み跡は不明瞭なので 通常はヨコスズ尾根がいいでしょう。
ぐるりと奥多摩奥地を巡るコース 森がキレイで景色もよいと素敵な場所ですが
歩くには泊りでも日帰りでも それなりの足が必要でしょう。
林道の事情などもありますので最新の情報を確認していってください。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。