『FunTrails 50K Two Lakes&Green Line』 参戦記
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年11月22日 (日)~2015年11月22日 (日)
- メンバー
- 天候
- 曇
- コースタイム
- 飯能特設会場(A6)<145分>鎌北湖(A7)<55分>顔振峠<135分>刈場坂峠<127分>秩父羊山公園
タイム:7時間38分8秒
総距離:58.6km
累積標高(登り):2943m
総合順位:20位
39歳以下順位:16位
※距離と累積標高は腕時計のデータなので誤差があります。
- コース状況
- コースの前半、最初のエイドがある「鎌北湖」まではゆるいアップダウンで、良くも悪くも飛ばしやすいです。スタートや湖周回のルートを考えると半分ほどロード。日和田山周辺が岩の多いコースで他の道は土がメイン。
鎌北湖を越えてからが秩父の山々の本領発揮。2回目のエイド「顔振峠」までは土メインの細い登山道を進み、ロードと山の出たり入ったりを繰り返す。最後のエイド「刈場坂峠」を越えて丸山からの下りは落ち葉フカフカのトレイルの下り。途中から石がゴロゴロ混じるので注意が必要。
最後はロードを6kmほど走る。
- 難易度
感想コメント
5月末の比叡山のトレランレースで仲良くなった方に誘ってもらった今回のレース「Fun Trails50K」。実家の近くの山が舞台ということもあり気合を入れて参加してきました。
◎スタート~鎌北湖(A7)
スタートから最初の湖「宮沢湖」手前のコースは多峯主山も含め、山の中というより大きな自然公園を走っているような雰囲気でロードが主体のコース。アップダウンも緩やかなのでついついスピードが出ちゃう。
かと思えば「宮沢湖」手前のゴルフ場の脇を走るコースは、地味なアップダウンが連続しているので走り通すと足の筋力をじわじわと奪ういやらしいポイント。
宮沢湖の周回コースは学校のグラウンドのような砂の道。ロードの強い人はここで順位を稼いだ人もいるんじゃないでしょうか?それほど走りやすいです。
宮沢湖を過ぎるといよいよ山の中へ。クライミングでも有名な日和田山が入口です。山頂付近が岩の道で地元岐阜で例えると、金華山の馬の背コースを短くしたような雰囲気です(地元じゃない人はわかりづらくてごめんなさい)。ココからは最初のエイドまで土がメインの登山道。途中沢沿いの道もあり見ごたえのあるコースです。
◎鎌北湖(A7)~顔振峠(A8)
ここからいよいよトレイル本番といったところ。これまでよりもアップダウンが増えて道も細い登山道を進みます。途中で民家の家庭菜園?のようなところに出てきたりするのも面白いところ。危ない個所も特にないので楽しんで走れる区間です。
◎顔振峠(A8)~刈場坂峠(A9)
顔振峠からが今回のレースの核心部。ロードの道を下りきると、降りた分の倍ほどの長さを登ります。「八徳」から「高山不動尊」までの登りはつづら折りの急登トレイル。終わるとイチョウの大木が出迎えてくれて、ちょっと感動。
その感動を吹き飛ばすかのようにお寺へと続く急勾配の石段が目の前に待っています(笑)
ここからさらに急坂を登り続けると関八州見晴台へ到着。当日は曇りとガスであまり展望がよくなかったのですが、晴れた日は見ごたえアリだそうです。
ちなみにここまでの急登は基本土のトレイル。
ここから先はロードと山を出たり入ったりしながら「刈場坂峠」を目指します。その間いくつか峠を越えるのですが、少し平らな雑木林のようになっているので何人かコースをロストした人もいるようです。雨の日などに登る方は要注意の場所です。
◎刈場坂峠(A9)~秩父羊山公園(ゴール)
大きな登りはないものの細かなアップダウンが丸山まで続きます。大野峠周辺で岩の細い尾根を進む箇所もあるので足元には注意したいところ。
丸山を越えてからの下り坂は、落ち葉がフカフカのトレイルをひたすらに下っていきます。下りの後半から落ち葉の中にゴロゴロと拳くらいの石が混じってくるのでねんざなど怪我に要注意のポイントです。
最後はお墓のあるお寺の裏へと出てきて、入り口に向かい、最後のロードが始まります。道の途中途中にA4サイズの矢印標識でゴール地点を指示してくれているので、これに従って進みます。最後横瀬の駅の手前とゴール直前に最後の坂道が待っているので、ロードが苦手な自分にはしんどい区間でした。
コースには基本的にテープや標識、誘導の人が立っているので迷わず進むことができました。エイドや誘導のボランティアの方々は、今回のレースの企画から関わったトレランのチームや山岳連盟の方々だったので、とても熱のこもった声援やサポートを受けました。そのおかげもあってか、今回のレースはこれまで出場した中でも一番楽しめて走ることができました。ありがとうございました(^^)
興味のある方はぜひ来年参加してみてください!
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