父と伊勢路旅 ~「始神峠」から紀伊の松島をのぞむ~
- 投稿者
-
スカーレット (おとな女子登山部)
センタープラザ神戸本店
- 日程
- 2016年01月26日 (火)~
- メンバー
- 父
- 天候
- 晴れ☀
- コースタイム
- 日帰り
=は舗装路 -は登山道
St. 三野瀬駅=(20分)=始神さくら広場-(45分)-始神峠-(35分)-宮谷池=(40分)=庄次屋=(15分)=船津駅=(15分)=海山郷土資料館=(60分)=相賀神社=(10分)=End. 相賀駅
=2時間40分
-1時間20分 計4時間(14 km)
標高
始神峠 147m
- コース状況
- 前日、前々日の寒波、大雪にはひやひやさせられたが、
晴天にめぐまれ真冬とは思えない陽気。
始神峠は
ゆるやかな登りが多く、距離も短い。
石畳みの道もあり、熊野古道らしい雰囲気を味わえる。
標高は低いが、「紀伊の松島」と呼ばれる紀伊長島の島々が見渡せる。
途中、江戸道と明治道の分岐があるが、宮谷池や里が美しいので明治道がおすすめ。
二年前に世界遺産登録10周年を迎え、道が地域の方々のおかげできれい。
トイレも多く、一度も困らなかった。
水洗でない和式、いわゆる懐かしのボットン便所もあるので
トイレットペーパー持参をおすすめします。
ただし、電車は2時間に1本。三野瀬駅、船津駅、相賀駅はすべて無人駅。
相賀駅から車で5分くらいのところに、道の駅「海山」があり
食事や地域の物産品を買える。
- 難易度
感想コメント
「神社やお寺が多い環境で育ったのに、歴史に疎い」という理由で、
なにげなく始めた熊野古道、伊勢路旅。
1015年1月から冬~春に少しずつ歩いて、知らず知らずのうちにちょうど100km。
節目となる2016年1月に父と、3日かけて続きを歩きました。
1日目は民宿「風帆」さんへ
すばらしい出会いや景色が多く、すべては書ききれないので
絶対寄ってほしい絶景スポット&神社&休憩処を5つご紹介。
始神(はじかみ)峠
とにかく「紀伊の松島」を見てほしい。
始神はもともと椒(はじかみ)で、山椒魚(サンショウウオ)を意味する。
サンショウウオが住みやすい里山を目に焼き付けて帰って下さい。
八重垣神社
梅が美しく、苔むした手洗い場、樹齢500年の杉もじっくり見てほしい。
庄次屋
とにかく、ご夫婦がすばらしい。おもてなし精神は、見習うことばかり・・
30分くらい庭を見ながらいろんな話をした。
地域の暮らしが垣間見えた。
海山郷土資料館
山(里)、海(漁業)、文化とジャンルごとに少しずつ展示されている。
偶然、海山の自然や熊野古道を紹介する写真展をやっていた。
古里温泉
帰りに寄ってください。とにかく泉質が良く、とろっとしている。
10時~21時営業でほぼ年中無休。
伊勢路で一番歩かれている「馬越峠」は秋に同店舗スタッフ8人で行ったばかり、
次の日は、その先の尾鷲駅から歩きます。
つづく・・
参考図書&Web
「世界遺産の参詣道 熊野古道を歩く旅 755㎞」 山と渓谷社
福元ひろこさんの「歩く旅の本 伊勢→熊野」 東洋出版
Web 東紀州ITコミュニティ「熊野古道 伊勢路」
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。